住基カードについて
マイナンバー(個人番号)制度開始にともない住民基本台帳カード(住基カード)の交付は、平成27年12月28日までになります。現在、交付済みの住基カードは、券面に記載してある有効期限までは、利用できますが、新たに個人番号カードで利用できるサービスには、対応できないものもあります。なお、現在のコンビニ交付サービスについては、カードにサービスを登録されている方については、有効期限まで利用できます。個人番号カードでもコンビニ交付サービスは利用可能です。
※個人番号カードの交付を受ける場合は、住基カードは、返納いただきます。
住基カード(住民基本台帳カード)とは…
住民基本台帳カードは、住民基本台帳ネットワークを構築することを目的に改正(1999年8月12日成立、同18日公布)された「住民基本台帳法」に基づき、住民の請求により市町村長が交付する本人確認情報(氏名及び住民票コードその他政令で定める事項)が記録されているカードです。
住基カードは、高度なセキュリティー機能を持つICカードで、数字4桁の暗証番号を設定していただくことにより、他人の不正な使用を防止します。
カードには、写真なしと写真付きの2種類があり、顔写真付きは、公的な身分証明書として利用できます。
なお、住民票コードを変更すると住基カードは使えなくなります。
(A)顔写真なし (B)顔写真付き
住基カードでどのようなことができるのですか?
(1) 電子証明書による本人確認を必要とする行政手続のインターネット申請が
可能になります
市区町村の住基カード発行窓口で、「公的個人認証サービスの電子証明書」の交付を受けると、行政手続のインターネット申請ができるようになり、行政機関等への手続を、ご自宅やオフィスのパソコンから行うことができ、窓口に行く必要がなくなります。
※住基カードへの「公的個人認証サービスの電子証明書」の新規及ぶ更新の搭載については、平成27年12月22日で終了しました。今後は、個人番号カードでの利用になります。なお、住基カードに搭載されている電子証明書については、搭載手続から3年間利用できます。
公的個人認証ポータルサイト
【e‐Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)
eLTAX(エルタックス):地方税ポータルシステム
(2) 本人確認の必要な窓口で、公的な身分証明書として利用することができます
写真付き住基カードの券面記載内容は、住民基本台帳を基に作られています。金融機関等における本人確認書類として利用できます。写真付き住基カードは様々な場面で、公的な身分証明書として本人確認や年齢確認に活用でき、記載内容は身分証明書として足りるだけの項目を記載しつつも個人情報の保護に配慮されています(本籍地は記載されていません)。また、平成21年4月20日以降、ICチップ内に「券面事項確認AP」を搭載し、券面事項を記録し、その情報を活用することにより本人確認機能が強化されています。すでに発行済の住基カードについても、引き続き本人確認書類として使用することができます。運転免許証等の身分証明書をお持ちでない方にとって、写真付き住基カードは最適な身分証明書となっています。
[みんなが持てる証明書]住基カード (667KB)
(3) 市区町村が行う独自のサービスが受けられます
市区町村は条例で定めることにより、住基カードを利用した独自のサービスを行うことができ(住基カードの多目的利用)、該当市区町村にお住まいの方は、住基カードを取得し、申請をすることにより、それぞれのサービスを受けることができます。
大牟田市では、全国のコンビニエンスストア(セブン-イレブン、ローソンとファミリーマートのマルチコピー機設置店舗で住民票の写しと印鑑登録証明書を取得できるコンビニ交付サービス実施しています。(住基カードの有効期限まで利用できます。)
(4) 転入届の特例が受けられます
住基カードを取得すると、引越時の手続(異動の手続)で市区町村の窓口に出向くのは、引越先の1度のみですむようになります。
通常、住基カードが無い場合、市区町村外に住所を異動する手続は、転出元市区町村窓口に転出届を提出し、転出証明書を受けとり、さらに転入先市区町村窓口に転入届と転出証明書を提出する必要があります。
しかし、転出する家族のなかに住基カードを持った人が一人でもいる場合は、「郵送による転出届け」を大牟田市の申請書ダウンロードサービスから印刷したものに必要事項を記入し、それを「大牟田市役所市民課(〒836-8666 住所記入不要)」に郵送するだけで済みます。市民課窓口での手続きできます。
後は、転入先市区町村に出向いて、転入届と住基カードを提出すれば完了です。
(※ただし、住基カードを持っていない世帯員が異動する場合は、利用できませんので、市民課窓口で手続きをしてください。)
申請書等ダウンロードのページへ
(5)住民票の広域交付について
全国どこの市区町村の窓口でも、住基カードなどを提示すれば、住民票の写し〈ただし、本籍・筆頭者を省略したもので、本人または同一世帯の人が請求した場合に限る〉の交付が受けられます。
住基カードがなくても、運転免許証やパスポートなど、官公署が発行した顔写真付きの身分証明書で交付が受けられます。
大牟田市民の方が、市外で住民票をとる場合、市区町村により交付手数料は異なります。また、大牟田市外の方が本市で住民票をとる場合の交付手数料は、通常の住民票と同じ300円です。
(注1)広域交付の住民票には「市内での転居履歴」や「本籍地」および「戸籍筆頭者の氏名」の事項は記載されません。
(注2)除票(転出・死亡などで除かれた住民票)は他市区町村では取ることはできません。
住所・氏名など記載内容や暗証番号を変更したい時は?
「大牟田市役所市民課」で住基カードの記載内容の変更、廃止・返納、一時停止・解除及び暗証番号の変更・再設定を行っていますので、市役所の市民課へおいでください。
住基カードを紛失したときは?
紛失や盗難等にあった場合には、直ちに「大牟田市役所市民課」まで電話(0944-41-2602)にてご連絡ください。
紛失の場合は、最寄りの警察署(交番は、不可)に紛失の届出が必要です。
※紛失届をした【警察署名】と【紛失届の受理番号】をメモしてください。
警察署への届出が終わりましたら、大牟田市役所市民課へ本人であることを確認できるものを持参のうえ紛失届出をしてください。
・住基カードの紛失届に、【警察署名】と【紛失届の受理番号】の記入欄がありますので記入してください。
・紛失届と同時に住基カードは、廃止になります。再交付申請する場合は、個人番号カードになります。
※返納する(紛失した)住基カード券面に書いてある方ご本人のみ、手続きできます。
転居する場合は?
大牟田市内で転居した場合、「大牟田市役所市民課」にて、住基カードの記載内容の変更が必要となります。
原則、自動車運転免許証と同じように転入先への届出により継続して利用できます。
住民基本台帳ネットワークシステムとは?
「住民基本台帳ネットワークシステム」をご覧ください。