高病原性鳥インフルエンザとは
鳥インフルエンザの原因となるA型インフルエンザウイルスを、一般的に鳥インフルエンザウイルスと呼んでいます。鳥インフルエンザウイルスは、自然界においてカモ、アヒルなどの水鳥を中心とした多くの鳥類が腸内に保有しています。
鳥インフルエンザの中でも、鶏が感染した場合に高確率で死亡させてしまうようなものを高病原性鳥インフルエンザといいます。その原因となるウイルスを高病原性鳥インフルエンザウイルスといいます。
高病原性鳥インフルエンザウイルスとしては、H5亜型のものとH7亜型のものが知られています。
市民の皆様へ
鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥類やその死体等に濃厚に接触した場合を除いて、通常は人に感染することがないと考えられています。
死亡した野鳥や衰弱した野鳥を発見した場合は以下の点に注意してください。
・死亡または衰弱した野鳥並びにその排泄物には直接触れないようにしましょう。
・もしも死亡または衰弱した野鳥並びにその排泄物に触れた場合には、うがいや手洗いをしてください。
・死亡または衰弱した野鳥並びにその排泄物に触れた後に、発熱等の健康状態の異常が認められた場合には速やかに医療機関を受診し、死亡野鳥等 との接触の機会があったことを医師に伝えましょう。
鳥類を飼養している皆様へ
家きん農場、動物園等において鳥類を飼養している方は、人への感染防止のために、以下の点に注意してください。
・日頃より健康管理に留意し、作業服、マスク、手袋等を着用するなど、通常の衛生対策を徹底してください。
・作業後は、うがいや手洗いをしてください。
・発熱等の健康状態の異常が認められた場合には、速やかに医療機関を受診し、死亡野鳥等との接触の機会があったことを医師に伝えましょう。
・鳥インフルエンザの感染が疑われる死亡鳥には接触せず、速やかに関係機関に連絡し、対応を相談すること。
関係機関の情報について
農林水産省による情報(外部リンク)
厚生労働省による情報(外部リンク)
環境省(野鳥における鳥インフルエンザ情報)による情報(外部リンク)
福岡県による情報(畜産課)(外部リンク)