「海洋教育こどもフォーラム in おおむた」開催 最終更新日:2018年1月30日 印刷 九州のパイオニアスクールが一堂に会して学習成果報告会 1月26日、文化会館小ホールにて「海洋教育こどもフォーラム in おおむた」が行われました。(主催:大牟田市教育委員会、大牟田市海洋教育推進協議会) 九州の海洋教育促進拠点である大牟田市、南さつま市、玄海町の推進モデル校(海洋教育パイオニアスクール)の児童(約130人)が一堂に会し、これまでの学習の成果をポスターセッション形式で交流しました。 大牟田市立天領小学校「大牟田の宝「有明海」と世界遺産「三池港」に学ぶ天領小海洋教育」鹿児島県南さつま市立坊津学園「魅力あふれる坊津の海~人にも生き物にも豊かな環境~」 本市教育委員会は、平成28年10月に東京大学海洋アライアンス海洋教育促進研究センターと「海洋教育促進拠点としての連携に関する協定」を締結しました。 海洋教育は、「海に親しむ」ことから始まり、「海を知る」ことで海への関心を高め、さらに海と人との共生のために「海を利用」しながら「海を守る」ことの大切さを学ぶものです。大牟田市では、三池港や有明海に近い「みなと小学校」と「天領小学校」、有明海に注ぐ諏訪川の上流にある「天の原小学校」がモデル校となっています。 佐賀県玄海みらい学園「未来につなげたい私たちの宝~棚田と海~」天の原小学校「川・海のつながりから環境問題を考えよう(野間川環境調査隊)」みなと小学校「三池港に学ぼう、有明海の環境、「地域」「世界」とのつながりを考える」及川先生の講話の様子 最後に、東京大学海洋アライアンス海洋教育促進研究センターの主幹研究員である及川幸彦先生による活動総括が行われました。及川先生は、「自然の神秘や不思議さに目を見張る心をもってほしい。」と、活動への称賛と期待の言葉を述べました。 今回のフォーラムで、子どもたちは他校の活動内容を熱心に聴き、質疑応答して互いの活動について理解を深め、「海と人との共生」について考えを深めることができました。