誰もが安心・安全で住みよいまちづくりをめざして
9月に市内一斉に行われている「認知症SOSネットワーク模擬訓練」を参考に、宮原中学校の2年生が、認知症声かけ模擬訓練を行いました。
「認知症SOSネットワーク模擬訓練」は、平成16年から宮原中学校校区にある「駛馬南人情ネットワーク」を中心とした取り組みから始まりました。当時の旧米生中学校も参加し現在では、大牟田市一斉に行われ、県外や海外からも視察に見えるほど、この取り組みが注目されるようになりました。
今回、宮原中学校の2年生は、ESDの取り組みの一つとして総合的な学習の時間に、地域の方々と、”誰もが安心・安全で住みよいまちづくり”を目指して地域の方が認知症当事者役をしていただいたり、地域の方々の協力を得たりして、認知症声かけの模擬訓練を行いました。
当事者の方々からは、「生徒さんは皆さん、とても優しく丁寧な声かけをしてくれました。」「膝をついて話をするなど、目線をあわせてくれてとても気遣ってくれました。」など、心の交流ができたと、喜びの声を多くいただきました。
午後からは、地域の認知症当事者役の方々と振り返りのグループワークを行いました。
9月に大牟田市内一斉に行われる「認知症SOSネットワーク模擬訓練」では、今回の体験を生かして、地域の方々と一緒にしっかりと取り組んでくれることでしょう。
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