カニやヤドカリ、いろんな生き物がいたよ
天の原小学校の3年生が、6月12日、有明海の干潟観察に行きました。4名の「有明海を学ぶ会」の皆さんをゲストティーチャーにお招きし、旧三池海水浴場の干潟を観察し、たくさんの生き物に出合いました。
バスを降りて干潟が見えると、子どもたちは「わー!うみだあ。」と大はしゃぎ。説明の後、グループに分かれて干潟に入ると、スコップで干潟を掘りながら熱心に生き物を探しました。カニだけで何種類も見つけ、見つけるたびにゲストティーチャーの方々に見せ、質問していました。
「石の影にカニがたくさんいるよ!」「ほら、ここにもエビがいる。」と、互いに声をかけ合い、バケツの中に捕まえていました。めったに捕まえることのできないウミウシや甲イカの卵など珍しい生き物にも出合うことができました。
この後、有明海の干潟の生き物について新聞にまとめ、学習を振り返ります。
大牟田市教育委員会は、平成28年10月に東京大学海洋アライアンス海洋教育促進教育センターと連携協定を結び、天の原小学校、天領小学校、みなと小学校の3校をモデル校として海洋教育「海を通したESD」を進めています。