豆腐つくりから学ぶ食の大切さと、職の大切さ
10月17日(水)、手鎌小学校の6年34名が、豆腐つくりに挑戦しました。手鎌小学校では、持続可能な開発のための教育(ESD)の取り組みとして、食をテーマに、様々な工夫された体験学習が行われています。
6年生の総合的な学習の時間において「日本の伝統的な食文化を伝え合おうー大豆の秘密ー」の学習の中で、豆腐つくりを体験しました。事前に、伝統的な食文化として必ずあげられる大豆の加工食品の豊富さに気づき、大豆について詳しく調べ、6月には「しょうゆ」について学びました。
今回は、市内の小宮豆腐店さんに豆腐ができるまでの話をわかりやすく解説していただき、実際に豆腐つくりの最終過程を体験させていただき、できたての豆腐を食べることができました。できたての豆腐は温かく、いい香りがして、甘くておいしいと児童たちは味わいながら口にしていました。
児童から、「豆腐をつくるときにはどのようなことに注意してつくっていますか?」「なぜ、豆腐屋さんになったのですか?」「豆腐の仕事をしていてうれしかったことは何ですか?」と質問が出ると、小宮さんは、「豆腐は大切なタンパク源で命をはぐくむものです。新鮮で体にいいものとしてお客様に提供していきたい。みんなのように、おいしい!と言って食べてくれることが一番うれしいし、つくることに喜びを感じます。」と、食の大切さと、職人としての仕事の大切さを教えてくださいました。
今後も、これまでの学習をとおして見出した新たな課題の解決に向けて取り組み食育について学びます。
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