生きること、命の大切さを考えて・・・
12月5日(水)、大牟田市出身の漫画家、故・三隅健さんの作品集9冊と絵本28冊が母親の山下喜代子さんにより、大牟田市教育委員会をとおして市内の小・中特別支援学校に寄贈されました。
三隅さんは、2008年7月漫画家としてプロデビューしましたが、同年12月、34歳で急逝されました。
今年11月、大牟田で個展が開催され、そこに中友小学校で三隅さんの担任だった古池博文さんが訪ね、三隅さんの小学校時代の作品(絵)を渡しました。このことが縁で恩師である古池さんの仲介で寄贈が実現しました。
贈呈式には母喜代子さんと古池さんが出席し、母喜代子さんは、「生きること、命の大切さを訴えている作品だと思います。多くの子どもたちに読んでほしいです。」と話し、受け取った安田昌則教育長は「子どもたちの郷土の先輩である漫画家の故三隅健さんがこうして活躍されていたことを子どもたちにもしっかりと伝えていきたい。亡くなられても作品と思いは残っています。」と謝辞を述べました。