おもちゃ病院
2006年 8月1日号 <No.986>
特集 おもちゃ病院

壊れたおもちゃを直します
おもちゃ病院




おもちゃ診察の画像
 おもちゃ病院は、おもちゃを介し高齢者の生きがいと子どもとのふれあいを目的とした、世代間交流事業として行っています。

と き 毎週水曜日 午後1時30分〜4時
ところ 大牟田市高齢者生きがい創造センター
北磯町81の2
治療費 無料(部品注文は要望を確認の上、部品代・送料が必要)
問合せ 雇用開発センター (電話51-5353)

おもちゃを直すだけではありません
 物が豊かで 、使い捨ての時代。だからこそ、高齢者から次代を担う子どもたちに「物を大切にする心を持っていて欲しい」という気持ちを込めて、ボランティア医師は蓄積した技術や経験を生かし 、おもちゃの修理を行っています。
治療風景の画像
治療風景

 おもちゃの修理を通した、高齢者と子どもとのふれあいの中で、高齢者は「満足感」や「達成感」を得ます。子どもたちは、分解されたおもちゃの構造などを直接見ることで「科学心や創造性」を養うと同時に「物の大切さ」を実感できます。
 大事にしていたおもちゃ、思い出いっぱいのおもちゃが壊れたときは、ぜひ治療に来てください。
 開院が平日ということで来院できない人は、この夏休みの間にぜひ来てください。
 ボランティア医師一同、心から待っています。
 9月3日、12月3日は高齢者生きがい創造センターで、11月5日はサン・アビリティーズおおむたで出前開院します。

おもちゃを直して14年

ボランティア医師
橋本静雄さん
橋本静雄さんの画像 
 おもちゃ病院が開院した平成4年2月からボランティア医師として週1回の開院に参加しています。
 最初のころは、機械的なものが多く、修理できましたが、電子部品の修理には弱りました。専門的な知識のある人に助言、指導をいただきながら今日まで参加しています。
 子どもたちが不安そうに見守るおもちゃを、手間をかけて修理し、「直ったよ」と手渡すと、表情が一変して笑顔に変わります。このとき、わたし自身の「直らなかったら」とか「疲れた」といった気持ちも、一瞬のうちに吹き飛び充実感に変わります。
 子どもたちと接し、自分の好きなことをして、一緒に喜び合えることがわたしの健康法です。


医師からのワンポイントアドバイス

 修理の前に点検したら意外に簡単に直る場合があります。
点検する所
・電池を新しい電池と交換してみる。
・+と−の電極の入れ間違いはないか。
・電池の液もれで、接点(電極)が錆びていないか。
・断線または配線が外れていないか。
直し方
・接点不良は、小型のドライバーで清掃する。
・断線は、配線の外れている所をハンダ付けする。
故障の予防
・長く使わないときは、電池をはずす。
・落としたり、強く押したり、叩いたり乱暴に扱わない。
 動くおもちゃの大敵は、砂、ほこり、水、熱、糸くずです。
 
おもちゃを可愛がることが、壊さない一番の方法です。

おもちゃ病院地図
 

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