■医療費控除の対象となる金額は、次の(1)または(2)で計算した金額(最高で2,000,000円)です。
(1)その年の所得金額の合計額が2,000,000円以上の人
(実際に支払った医療費の合計額-保険金などで補てんされる金額 ※注1)-100,000円
(2)その年の所得金額の合計額が2,000,000円未満の人
(実際に支払った医療費の合計額-保険金などで補てんされる金額 ※注1)-その所得金額5%の金額
(注1)「保険金などで補てんされる金額」とは、生命保険契約などで支給される入院費給付金、健康保険などで支給される療養費・家族療養費・出産育児一時金などです。
■控除を受けるための手続き
医療費控除に関する事項を記載した確定申告書を提出してください。
その際、医療費の支出を証明する書類、例えば領収書などについては、確定申告書に添付するか、提示することが必要です。また、給与所得・年金所得のある人は、このほかに給与所得・年金所得の源泉徴収票(原本)も添付してください。