田隈中・宮原中 中学校給食センター職場体験記 最終更新日:2019年6月21日 印刷 田隈中学校・宮原中学校の生徒が働く意義学ぶ 将来の進路決定に役立てようと5月29・30日に田隈中学校2年生5人が、6月7日に宮原中学校2年生2人が職場体験で大牟田市中学校給食センターに「出勤」しました。 野菜の下処理・洗浄・調理・食材チェック・配缶・アレルギー食づくりなどに、まじめに取り組む生徒の様子をご覧ください。そして、給食の献立も考えてもらいました。この献立は9月より順次給食に取り入れていきます! 出勤時間の30分も前に出勤。やる気を感じます。白衣に着替え、念入りに手洗い。いざ調理室へ! 緊張の面持ちで自己紹介。「よろしくお願いします。」朝礼では責任者からの注意事項などを聞きもらさないようにしました。 慎重に且つ敏速に、食材の下処理は大変です。玉ねぎも包丁を使って怪我をしないように慎重に! 大きな回転釜の具材をヘラでかき混ぜます。調理員さんからコツを教わりました。腰に力を入れて・・・ヨイショ!調味料を入れます。量も多く混ぜるのも大変です。 揚げ物機には一つ一つの食材を丁寧に入れました。均等に揚がるように途中で返しました。熱気がすごい! 出来上がった料理はクラスごとに重さを計って配缶しました。ごはんも計って配缶作業を行いました。 アレルギー除去食は、一人ひとりの症状に応じて調理しています。出来上がった料理は、間違わないように指示書を確認しながら配缶しました。 各学校へ配送するために食缶をコンテナに積み込みました。間違わないように学校名を・・・確認。 休み時間に調理員さんと意見交換をしました。 献立考案中! 何にしようかな・・・? 食べ残しが多いと洗浄作業は大変です。 数が多く洗浄機に入れるのも一苦労。「給食は残さず食べてほしい!」 野菜の納品は種類ごとに発注数量と間違いないか重さを計って確認しました。かご一杯の玉ねぎの重さは約20キログラム! 野菜以外の食材は数を数えて確認しました。 明日の給食に出される食パンに塗るココアクリームは、クラスの人数分を数えて袋にいれました。心の中で「”1”2”3”・・・」。 納品された食材は異物などが入っていないかを確認する作業も行いました。異物が無いか目を皿のようにして・・・チェック。 お疲れさまでした! 中学生の皆さん、本当にお疲れさまでした。短い期間でしたが、もの凄く貴重な体験をしていただいたと思います。私たちもフレッシュな中学生と一緒に仕事ができたことを嬉しく思っています。来年もお待ちしています。そして、他の学校も来てくださいね。 生徒の皆さんの感想 実際に作業を体験し、食材の量や立ち仕事が多く大変だということがわかりました。安全でおいしい給食を届けたいという思いで一生懸命作業されている姿が、とても印象に残っています。普段何気なく食べている給食はたくさんの人の手によって心を込めて作られていることがよく分かりました。今回の職場学習を活かして、自分の将来の夢を見つけていきたいと思います。(田隈中学校) 私の将来の夢は、給食調理員と栄養士です。給食センターと決まった時はうれしかったです。給食センターの方々は優しく教えてくださり、とてもうれしかったです。ししゃもを揚げるときに、目がしぱしぱして、揚げ物の時はとても大変だと感じました。私はこの仕事で将来頑張りたいなと思いました。(宮原中学校)