共働き夫婦の勤務状況や家庭環境が多種多様になっているのに、市の学童保育所は長年運営方針が変わらず、ニーズに合っていない様に思います。日祝日の利用や開所時間の延長、6年生まで利用できること等、子どもの居場所としての機能を充実させて欲しいです。民間企業（塾など）の力を活かし、放課後クラブ等の設置支援を行う等、市としてアクションを起こして欲しいです。
 

（令和元年6月受付）

 

 

　本市の学童保育所（クラブ）の運営等についてご意見をいただきありがとうございます。
　学童保育所（クラブ）では、保護者が労働等のため昼間家庭にいない等の児童に対し、適切な遊びや生活の場を提供することにより、仕事と家庭の両立支援および児童の健全な育成を図っています。
　本市の学童保育所（クラブ）では、その目的を達成するために、公募により選定された事業者が保護者や学校、地域との連携を図りながら、事業者ごとに地域性を活かし様々な手法を用い運営しています。
　このような運営により、毎年度行っている利用者アンケートでは回答者の95％を越える方から「子どもを安心して預けることができている」との評価を頂いており、その他の項目もおおむね高い評価となっています。
　また、本市の学童保育所（クラブ）では、小学6年生までの児童を入所対象としていますが、施設によっては定員を超える等で、希望者全員の受け入れができていない状況となっています。　
　このような待機児童の解消を図るため、近年では第2学童クラブの新規開設や定員の増、民間の放課後児童健全育成事業に対する補助の実施による新規開設の促進などの取組みを進めていることもあり、今年度当初の待機児童は昨年度の同時期より減少しております。ただし、日祝日の開所については、現時点では実施の予定はありません。
　今回頂いたご意見も参考として、今後も引き続き、市と事業者が連携し安心安全な運営を行うと共に、課題である待機児童の解消の取り組み併せて、預かり時間の延長の検討を進めることとしています。

（令和元年6月　子ども育成課回答　TEL：0944-41-2248）