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定例市長会見 令和2年2月21日開催

最終更新日:
 

市長報告・発表案件

定例市長会見

 

1.令和2年度予算(案)について

 ・本市の令和2年度当初予算(案)の概要について説明するもの。

 

 市長に就任して最初となる令和2年度予算案を編成しましたのでご報告させていただきます。
 私は、将来を担う子どもたちやお孫さんたちが、このまちで安心して仕事をしながら生活できる未来を目指し、「若者が夢をもって働くまちづくり」、「子育て世代に魅力的なまちづくり、」「安心して元気に暮らせるまちづくり」、これらの3つのまちづくりに取り組んでまいりたいと、申し上げてまいりました。
 先日の全員協議会でご説明させていただきました、「まちづくり総合プラン(案)」を実施していくための「アクションプログラム」においても、3つのまちづくりの実現につながる事業をできるかぎり盛り込んでおります。
 また、令和2年度予算案においては、新規事業25、拡充事業21、合計で46の新規拡充事業を計上いたしております。
 ここで、3つのまちづくりに向けた取組みについて、主な事業をいくつかご説明させていただきます。
 まず、「若者が夢をもって働くまちづくり」といたしましては、製造業等をはじめ多様な産業の誘致を進めるため、AI/ITなど情報関連企業や研究開発型企業に対する優遇制度の創設に向けた検討、更には宿泊施設の立地に向けた可能性調査を実施することといたしております。
 また、企業立地や商業・サービス機能の充実を図る新たな交流拠点として、新大牟田駅南側の新産業団地開発を進めることといたしております。
 更には、商工会議所をはじめ、ハローワーク大牟田や関係機関等と連携し、企業合同面談会等を実施するとともに、「おおむた100若者未来応援基金」を活用し、市内の中小企業等に就職した若者の奨学金の返還支援を継続して行います。これらにより、市内における若者の就業及び人材確保、並びに本市への移住・定住を促進してまいります。
 次に、「子育て世代に魅力的なまちづくり」としましては、これまで以上に子育て世代の声に耳を傾けながら、地域ぐるみで子育てを支援する環境づくりを行ってまいります。
 安心して子育てできる環境づくりのため、「大牟田市子育て世代包括支援センターはぐはぐOomuta」、子ども医療費助成といった取組を継続していくこととしております。
 また、保護者の就労等により家庭で保育ができない場合において、病気又は回復期にある小学校までの子どもさんを、看護師や保育士が専用スペースで一時的に預かる「病児・病後児保育事業」を実施してまいります。
 更には、妊婦の方やこれから生まれてくる子の歯と口の健康を守るため、妊娠期における、歯科健診、指導教育を新たに行うことといたしております。
 また、「おおむた・みらい・ESD推進事業」において、国連大学が認定する地域のESD拠点として、大学と連携した研修会の開催を新たに行うなど、各学校が日頃から実践しているSDGs/ESDの取組みを充実・発展させてまいります。
加えて、市内全公立小中学校に小中一貫校の導入を検討するため、宮原(みやのはら)中学校区をモデル校区として、制度を運用するにあたっての課題の把握等を行うとともに、夜間学級(夜間中学)についても検討を進めながら、市民等への制度の周知啓発を行ってまいります。
 最後に、「安心して元気に暮らせるまちづくり」につきましては、高齢者にいつまでも元気に自立した日常生活を継続していただくためのフレイル予防に取り組むとともに、地域資源を活用した広域観光振興やスポーツを活用した交流人口の増加にも取り組んでまいります。
 フレイル予防事業といたしましては、これまで取り組んできた「よかば~い体操」をはじめとする介護予防事業や健康づくり事業、食育など既存の様々な事業に加え、新たに「さるかんば事業」として運動教室を開催するとともに、市民向けの講演会等を実施し、フレイル予防についての周知・啓発を行ってまいります。
 また、地域資源のひとつである動物園につきましては、更なる魅力向上を目指し、令和3年春のオープンに向け、(仮称)絵本ギャラリーの整備を進めるとともに、小学校を対象に、動物園を舞台とした映画、「いのちスケッチ」の上映会や講演会を行い、 ふるさとへの愛着を深めてもらう取り組みを実施します。
 このほか、東京2020オリンピック・パラリンピック開催に向け、様々な取組みを行うこととしております。5月には市役所前から諏訪公園まで、福岡県内の出発地となる聖火リレーを実施するとともに、大会に出場するジョージア国の柔道選手団の事前キャンプ等の支援や、ホストタウンとして市民との交流事業を実施します。
 また、障害のある人への理解促進を図るため、パラリンピックの聖火イベントやパラスポーツ体験会を開催するとともに、各種イベント等の際にパラスポーツに触れる機会を創出してまいります。
 このほか、老朽化している市民体育館の建替えにつきましては、今年度取りまとめることとしております基本計画に基づき、基本設計を行い、事業を推進してまいります。
 本市の財政運営は、今後も厳しい状況が続くと見込んでおりますが、将来に向けた投資として、3つのまちづくりの実現につながる事業を、着実に進めていくことが必要であると考えております。
 これからもみんなが笑顔で、安心して働き、豊かな生活を送ることができる「ふるさとおおむた」を創っていくため、市民の皆さんや関係者の皆さんの御協力を得ながら、全力を挙げて取り組んでまいります。


記者クラブからの質問

1.第6次総合計画の都市像について

 ・関市長は「大牟田を変えていく」と訴えて当選したが、第6次総合計画で市が目指す都市像を、第5次総合計画から変更しなかったのはなぜか。

 

 私はこれまで、(1)若者が夢をもって働くまちづくり。(2)子育て世代に魅力的なまちづくり。(3)安心して元気に暮らせるまちづくり。これらの3つのまちづくりに取り組んでまいりたいと訴えて参りました。
 これらの政策を進め、若者が安心して働ける雇用の場を増やし、また、子育てや教育環境を充実させていくことで、このまちに人材が育ち、その豊富な人材によって地場企業が成長し、地域全体が更に浮揚していく。このような好循環を生み出していきたいと考えています。
 第6次総合計画まちづくり総合プラン(案)の都市像である、「人が育ち、人でにぎわい、人を大切にする ほっとシティおおむた」においては、人を中心としたまちづくりの考え方が示されており、このことは先に述べた私の考えと同じでありますことから、都市像の変更は行う必要がないと考えたところでございます。

 

 

 

2.市役所庁舎整備について

 (1) 庁舎整備について、基本方針の確定、基本設計に関する予算や審議会設置に伴う議案提出のめどなど、今後のスケジュールは。
 (2) 庁舎整備に関するアンケートでは「本館の取り扱いについては十分な時間をかけて検討すること」といった回答選択肢が設定されている。結果によっては、本館をどうするかを含め、原点に返って整備手法を見直すと考えてよいのか。

 

 関連がありますのでまとめてお答えします。
 庁舎整備につきましては、現在、論点となっている本館の取り扱い等に関する市民の意向を改めて把握し、今後の方向性を検討することを目的として、今月3日から、「市庁舎の整備に関するアンケート」を実施しました。
 今回、市民の中から2,000人を抽出し、5割程度の回収率を目指しておりましたが、1,000を越える返送が届いており、市民の皆様の関心の高さを感じているところです。
 現在、アンケート内容の確認及び集計作業を進めているところでありますが、とりまとまり次第、まずは集計速報を公表し、その後、詳しい分析を行う予定です。
 分析が終わり次第、4月中には市議会からのご意見をいただきながら、スケジュールも含めた今後の方向性について検討していきたいと考えております。

 

 

 

3.副市長人事について

 ・甲斐副市長が3月で任期満了を迎えるが、後任の人事は。

 

 甲斐副市長は、平成28年4月1日から副市長として選任されておりまして、その任期は4年(地方自治法163条)でありますことから、令和2年3月31日をもって任期満了となります。
 このため、現在、後任の人事につきましては検討中でございます。

 

 

その他

・新型コロナウイルスについて

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