大牟田市トップへ
文字サイズ変更 拡大標準
背景色変更 青黒白
何をお探しですか?

定例市長会見 令和3年1月22日開催

最終更新日:
 

市長報告・発表案件

(1)新型コロナウイルス感染症に対する市の対応について

 ・緊急事態宣言を受けて、新型コロナウイルス感染症に対する市の対応について説明するもの。

 

 

 

 新型コロナウイルスの感染につきましては、大都市部を中心に、感染拡大に歯止めがかかっていない状況にあります。本市におきましては、現時点で感染が爆発的に拡大しているという状況ではありませんが、感染者の確認が続いている状況にあり、これまで147例(1月21日時点)の陽性が確認されています。
 このような中、1月13日には、特別措置法に基づく緊急事態宣言が福岡県にも発出されました。
 これを受け、福岡県の小川知事は県民に対し、生活や健康の維持に必要な場合を除き、不要・不急の外出や移動を自粛すること、特に午後8時以降は外出自粛を徹底すること、飲食店は午後8時までの時短営業とし、酒類の提供は午後7時までとすること等を要請されています。また、その他の劇場や映画館、遊興施設などの人が多く集まる施設においても、できるだけ午後8時までの時短営業とすることへの協力を要請されています。
 本市としましては、福岡県が「緊急事態宣言」の対象地域となった事態を重く受け止め、市民の皆様の命と健康を守るため、県の要請内容を広く市民の皆様に周知し徹底をお願いするとともに、市の公共施設については、原則として利用時間を午後8時までとすること、また、市が主催するイベント等においては、イベントごとに開催の可否を慎重に判断し、実施する場合にはしっかりと感染防止対策を図ったうえで実施するなど、一層の感染拡大の防止に取り組んでまいります。
 市民の皆様、また、事業者の皆様には、ご自分と大切な人を守るため、手洗いやマスク着用、三つの密(密閉、密集、密接)を避けるなど、基本的な感染防止対策を徹底していただきますとともに、今回の要請内容についてご理解をいただき、感染拡大の防止に一層のご協力をお願い申し上げます。
 また、現在、国においてワクチン接種の準備が進められています。
 令和3年の前半のうちにはすべての国民に提供できる数量を確保することとされ、2月下旬からはまず医療従事者等への接種を開始、3月下旬からは高齢者への接種を開始することが予定されており、本市としましては、すべての市民の皆様が円滑にワクチン接種できるよう、万全の準備を進めてまいります。
 現在、大牟田医師会と接種体制について協議を進めております。また、当面必要な予算2億6千1百万円余について、本日専決処分を行うこととしております。
 今後、接種の準備ができ次第、市民の皆様に個別に通知するとともに、広報おおむたやホームページなどで周知を図ってまいりたいと考えております。

 


 

 

 (2)東京2020オリンピック聖火の展示について

 ・東京2020オリンピック聖火リレーの本番に先立ち実施する「東京2020オリンピック聖火の展示」について説明するもの。

 

 

 来る、2月15日(月曜日)に、東京2020オリンピック聖火を展示いたします。
 時間は、午前9時から正午まで、会場は大牟田市民体育館です。どなたでも無料で観覧・撮影いただけます。
 なお、当日は、新型コロナウイルスの感染予防として、マスクの着用をはじめ、3密をさけるために列を作って順次ご覧いただくこととしておりますので、ご理解をお願いいたします。
 また、この展示は、国の「東京2020オリンピック聖火を活用した地方創生事業」に基づいて行うことから、指定された日の限られた時間での展示となっております。こちらもご理解をお願いします。
 本市は昨年7月、記録的な豪雨に襲われ、復旧・復興に全力で取り組んでいるところです。加えて、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令されて、市民生活が制約されるなど厳しい状況が続いています。
 そのような中、「東京2020オリンピック聖火」をご覧いただき、少しでも、来たるオリンピックへの期待と希望を感じていただければと思っています。
 なお、本番となります東京2020オリンピック聖火リレーは、3月25日に福島県をスタートし、121日間をかけて全都道府県を巡ることになっており、大牟田市での聖火リレーは5月11日に予定されております。
 一日も早く新型コロナウイルス感染症が収束して、東京2020オリンピック・パラリンピックが実施されますことを祈っております。

 


 

 

 

記者クラブからの質問

 

(1)令和3年度予算の考え方について

・令和3年度予算編成について、コロナ禍における特徴的な考え方があれば伺いたい。

 

※機材トラブルのため、文章のみの掲載となります。ご了承ください。

 

  令和3年度予算につきましては、「災害からの復旧・復興と災害に強いまちづくり」及び「新型コロナウイルス感染症対策と地域経済の活性化」を重点事項として取り組むとともに、引き続き、「若者が夢をもって働くまちづくり」「子育て世代に魅力的なまちづくり」「安心して元気に暮らせるまちづくり」の3つのまちづくりに取り組むという方針のもと、現在編成作業を進めております。
 特に、コロナ対応につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を最大限活用しながら、令和2年度補正予算と令和3年度当初予算を合わせて、一体的に取り組みたいと考えております。
 コロナ禍における取組みの考え方についていくつか申し上げますと、まずは手洗い、マスクの着用など基本的な感染防止対策の徹底を引き続き市民の皆様にお願いするとともに、感染予防につながる新型コロナウイルスワクチンの接種に向けた準備を着実に進めてまいります。
 そのほか、新しい生活様式のもとで、人と人とが接触しないキャッシュレス決済について、現在市税等の収納において導入の準備をしているところですが、さらに地域経済活性化策においても活用できないか検討を行っております。
 また、コロナ禍におきましては、様々な文化芸術関連のイベントが開催自粛や中止となっております。このような中、人々に感動や喜びをもたらすとともにその活動を通じて心の豊かさを育む文化芸術活動を応援するため、オンラインを活用した文化芸術活動への支援策などを検討しております。
 さらには、コロナ禍における行政運営におきましては、ウェブ会議の推進や職員のテレワークの環境整備を図るためのパソコンやネットワークの整備等が必要であり、これについても検討を進めております。
 このように、コロナ禍におきましては、さまざまな工夫をしながら、各種施策・事業に取り組んでいく必要がございます。これらにつきましては、現在検討を進めている状況でございますので、予算案が固まり次第、改めてお示しをさせていただきたいと考えております。

 

 

 

(2)新型コロナウイルス感染症に関する支援策について
・緊急事態宣言を受けて、厳しい経営状況にある飲食店等の事業者に対する、市独自の支援策を打ち出す考えはあるか。
 

 

  

 今回の福岡県による緊急事態措置においては、飲食店等に「午後8時までの営業」及び「酒類の提供は午後7時まで」という営業時間の短縮要請がなされており、本市の飲食業等にも大きな影響を与えるものと考えております。
 本市におきましては、これまでも新型コロナウイルス感染症に関する支援策として、「感染拡大防止協力事業者支援金」や「飲食店等家賃支援金」、「感染防止安全対策支援金」など独自の支援策を実施してまいりました。
 こうしたなか、今回の緊急事態宣言においては、要請に応じて営業時間を短縮された事業者に対して、一店舗当たり1日6万円、最大138万円を協力金として福岡県より支給されることとなっています。
 本市といたしましては、県の緊急事態措置へのご協力や感染防止対策等の徹底をお願いするとともに、協力いただいた事業者が、この協力金を確実に受給できるよう、福岡県及び関係機関等と連携しながら支援してまいりたいと考えております。
 そこでまずは、県の協力金の内容が明らかになった翌日の16日には、昨年実施した市の感染拡大防止協力支援金の対象となった市内約540事業者に対し、県の要請の内容や協力金の概要についてご案内したところです。
 また国においては、売上が減少した中小事業者に対し、一時金の支給が予定されています。具体的な内容が明らかになり次第、対象事業者にご案内してまいります。
 今後も国や県の動向を注視し、情報提供を行うとともに、事業者の相談に丁寧に対応しながら支援してまいります。

 

 

 

 

(3)大牟田市動物園の80周年に向けた取組について
・大牟田市動物園は本年10月に80周年を迎えるが、そこに向けた盛り上げ策や考え方は。

 

 

 

  大牟田市動物園は、本年10月に80周年を迎えることから、記念事業について、現在、関係者と協議を進めているところでございます。
 市動物園の動物福祉の取組みは全国的にも注目されており、日頃からSNSを活用した情報発信や「オンライン動物園」などにより、積極的な魅力発信に取り組んでいます。
 加えて、令和元年11月、動物園を舞台とした映画「いのちスケッチ」が公開され、多くの方に動物園の魅力が伝わるとともに、まちの活性化につながったものと考えています。
 そこで、開園80周年を機に、動物園の魅力を再認識していただくため、この映画を活かしたイベントの実施について、検討を行っているところです。
 さらに、今年は、園内に「ともだちや絵本美術館」が開館予定であり、新たな魅力が追加されることになります。このため、絵本美術館での動物の写真展やポスター展なども計画したいと考えています。
 コロナ禍の中ではありますが、感染予防対策をしっかり施しながら、開園80周年を迎える動物園に多くの方に来園いただき、喜び、感動していただけるような取り組みを検討してまいります。

 

 

 


 

このページに関する
お問い合わせは
(ID:15033)

重要なお知らせ

カウントダウン

注目情報

トピックス

ページの先頭へ