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大牟田市・荒尾市共同で社会政策を推進

最終更新日:
  

寄せられた市民のこえ

 

ご意見・ご提案

 両市はかつて炭鉱をベースに運命共同体のような発展をしてきました。三池炭鉱の閉山から20有余年、人口がかつての半分になり、苦戦中と思われます。どうしていったらいいのか。
 行政の基本単位として県が異なることで一緒になってやるべきことになかなか出来ないことがあると思います。(同じ県なら極端な話、合併も出来ますね)そこで身近な行政課題を中心に行政事務組合などの形をとって合同でやる道をさぐってはいかがでしょうか。(有明自動車航送船の例あり)
 例えば、世界遺産の活用などは両市が支弁する事務組合で一元的にやってみる。いま炭鉱電車の動態保存が課題となっていますが、別々にやるのではなく、一体として意思決定と運営を行なってゆく。両市役所には行政のプロの有能な方々が多数おいでです。三井系企業を巻き込んでPFIなどの手法で予算面を乗り越え、炭鉱電車保存会の皆さまのNPO的英知を結集して、ぜひ成果をだして行かれることを期待致しております。がんばってください。 
 
(令和3年3月受付)
 
 

お答えします

 本市と荒尾市は、三池炭鉱の発展とともに栄えてきた歴史的な経緯もあり、経済圏や生活圏を共有するなど一体性をもった地域となっています。
両市を含む有明圏域においては、本市を中心市として、通勤や通学など住民が生活を営むうえで密接に関係する4市2町(大牟田市、柳川市、みやま市、荒尾市、南関町、長洲町)で有明圏域定住自立圏を形成し、圏域全体として必要とされる生活機能を確保することで、圏域内への定住に繋がるような様々な取組みを実施しております。
 この定住自立圏では22の連携項目に取り組んでいますが、本市と荒尾市では19項目で連携して取り組んでおり、このうち、ごみ処理施設の「大牟田・荒尾RDFセンター」や安全な水の安定供給のための施設である「ありあけ浄水場」などの市民生活に欠かすことのできない施設の運営にあたっては、一部事務組合などにより共同で管理運営を行っております。
 引き続き両市では、様々な分野において連携し、市民サービスの向上や効率化に取り組んでまいります。
 ご意見にございました本市の三池炭鉱宮原坑や三池炭鉱専用鉄道敷跡、三池港は「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産として、世界文化遺産に登録されております。この「明治日本の産業革命遺産」は、8県11市で構成されており、三池炭鉱関連資産についても、熊本県荒尾市、熊本県宇城市に施設が存在していることから、これらの3市に加えて、福岡県、熊本県とも協力して施設の管理保全や公開活用を行っているところです。
 特に荒尾市とはイベント等の共同開催をはじめ、資産の整備に関する情報共有など、連携して取り組んでいるところです。
 一方、炭鉱電車の動態保存につきましては、車両の設置及び整備、その後の維持管理と運営には、多額の費用を要することが想定されます。また、長きにわたって良好な状態で保存を続けていくためには、市民の皆様をはじめとする多くの皆様のご理解と、ご協力が不可欠であります。
 現在、本市は厳しい財政状況の中、新型コロナウイルス感染症対策や、豪雨災害の復旧、復興に向けた喫緊の課題に取り組んでいるところでございます。
 このようなことから、本市としましては、市民や関係者など様々な皆様のご意見も、よくお聞きしたうえで、今後検討して参りたいと考えています。
 
(令和3年3月 総合政策課回答 TEL:0944-41-2501)
 
 
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