コロナウイルスの感染は第5波が到来しその予防策が急務となっております。コロナウイルス予防対策として住民に鼻うがいの啓発を掲示板やホームページなどで呼び掛けてほしいです。
　現在、コロナ予防対策としてうがいが推奨されていますがそれだけでは不十分だと考えます。ウイルスが最初に感染を起こす部位は鼻咽腔です。発症するまで平均5日かかるコロナウイルスの場合、ウイルスを吸い込んだとしても毎日鼻うがいをすればウイルスが細胞に取り込まれる前に洗い流せられ感染を防げる可能性が大きくなります。鼻うがいについては既にいくつかの自治体で推奨されております。

 

（令和3年7月受付）

 

 

　現在、大牟田市では、新型コロナウイルス感染症予防として、正しいマスクの着用、こまめな手洗い、三密の回避のほか、普段の健康管理や乾燥しやすい室内では適切な湿度を保つこと等をおすすめしています。
　ご提案頂きました鼻うがいについては、効果を否定するものではありませんが、新型コロナウイルス感染症予防効果については医学的根拠が示されていません。ご紹介いただきました自治体のホームページ等も拝見しましたが、市が公式に推奨している取組ではないようです。民間病院等、鼻うがいを推奨されているところはありますが、新型コロナウイルス予防の有効性は証明されていないこと、専用器具の保管状態への注意点や、誤嚥を起こしやすい方・急性中耳炎等疾患がある方等、行わない方が良い人もいる事等も紹介されています。そのため、大牟田市としては、国に準じた予防策の推奨を行っているものです。

　今後、うがい・鼻うがいが新型コロナウイルス感染症の予防に効果があることが確認できましたら、市でも市民の皆様にお知らせしてまいります。


 

（令和3年7月　保健福祉総務課回答　TEL：0944-41-2660）