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5月31日現在における、復旧工事の状況についてご報告させていただきます。資料2をご覧ください。
まず、農地・農業用施設に関するものは87件で、全て契約済となっており、完成が65件(75%)となっております。これらの施設につきましては、6月末完成に向け工事を進めてまいります。
次に、道路・河川・公園などの公共土木施設に関するものは121件中、契約済が115件(95%)、完成が105件(87%)となっております。これらの施設につきましては、令和3年8月の大雨による新たな災害発生の対応などにより、全ての契約には至っておりませんが、速やかに工事発注を行い、今年度中に全ての被災箇所の完成に向けて取り組んでまいります。
最後に、がけ崩れ対策工事につきましては、12件全ての設計委託が終了し、うち4件(33%)の工事が契約済となっております。
残る工事につきましても速やかに工事発注を行い、今年度中の完成に向けて取り組んでまいります。
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諏訪川(福岡県)と関川(熊本県)は、両県を跨ぐ、ひとつの河川であり、河川の整備を行う際には、両県が十分に連携して対策工事を進める必要があります。このため、両県で十分に協議をしていただき、熊本県においては、現在、下流の福岡県に配慮しながら、壊れた護岸の原形復旧工事を主に実施されており、今後、改良工事も計画されていると伺っています。
これに合わせて、福岡県においては、今後、上流の熊本県側で計画されている整備に対応した河床掘削工事に6月中にも着手すると聞いております。