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市内小学6年生を対象にした近代化産業遺産見学会

最終更新日:
 

日本の近代化を支えた文化遺産にふれる旅!

 今年も市内小学校19校で「近代化産業遺産見学会」がスタートしました。この見学会は、大牟田の未来を担う6年生を対象に毎年行われており、大牟田市役所世界遺産・文化財室の方が担当してくださいます。実際に世界遺産である三池炭鉱関連遺産の施設を見学し、文化財専門職員や大牟田観光協会ボランティアガイドの方から説明を受けることで、大牟田市の発展の歴史やその功績を成し遂げた人々について学び、より深く理解することを目的として開催されています。

 6月10日(金)は、上内小学校6年生がバスに乗り、宮原坑、三池港、旧長崎税関三池税関支署を見学しました。

 宮原坑の巻揚機室は、現在耐震補強工事が行われています。デビーポンプの役割やレンガの積み方の特徴、石炭を運搬するための仕組み等について教えていただきました。

 三池港では、石炭を大量に輸送するため大型船が入港できるように工夫された閘門の役割と開発に携わった團琢磨さんの存在について紹介していただきました。明治時代に作られたシステムが今もこうして残って活躍しているのは、世界でもめずらしいことだそうです。

 旧長崎税関三池税関支署は、石炭を海外へ輸出するための税の手続きを行っていたところです。明治期の洋風建築で、シャンデリアや上下に開閉する窓などに子どもたちの目は釘付けでした。

 約2時間のツアーで、子どもたちは日本の近代化を支えたこれらの近代化産業遺産にふれることができました。我がまち大牟田に誇りをもつことができたのではないでしょうか。

 

 

現在、耐震工事が行われています。レンガの積み方について説明がありました。それぞれの役割とそのつながりについて学びました。
大牟田市役所世界遺産・文化財室の宮本さんは、文化財専門職として大牟田の文化財を守り維持する仕事をしていらっしゃいます。レンガの積み方には、イギリス式、フランス式とあるそうです。縦に並べる段と、横に並べる段があるこの積み方はどちらでしょう。宮原坑から見下ろすと、三池炭鉱専用鉄道敷跡があります。

三池港の歴史について説明がありました。有明海の干満について説明がありました。
  三池港の歴史についても分かりやすく説明していただきました。   石がぬれている部分を見ると、満潮の位置が分かります。

 

昔のまま、今も使われているガラスがあることについて説明がありました。学校に戻って、振り返りを行いました。

   税の手続きをしていた場所です。床、天井、壁、ガラスの

   一部は昔のまま今も残っています。

   最後に、宮本さんから大牟田の文化財マップをいただき

   ました。



 

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