地球温暖化をテーマとした子どものための手づくり絵本
6月19日(日)は、石炭館ファミリーデーでした。15時から「絵本・児童文学で大牟田を元気にする会」の協力により、読み聞かせ会が開催されました。
この日の特別ゲストは、宅峰中学校2年生の井谷さんでした。
令和2年7月豪雨からまもなく2年。その時、みなと小学校6年生だった井谷さんが防災・減災学習に取り組み、学んだことを生かして冬休みに地球温暖化をテーマとした絵本を自ら作成しました。学校で印刷して数冊作り、図書室や廊下の書棚に配架し自由に読めるようにしていましたが、ほとんど人の目に触れることはありませんでした。製本することができたのは、それから1年後。たまたま石炭産業科学館で製本された本を手に取った「絵本・児童文学で大牟田を元気にする会」の田中さんが、現在中学2年生に成長した著者にオファーし、著者自らが読み聞かせを行うという運びとなりました。
事前に報道発表があったおかげもあり、当日、様々な年齢のお客様でホールはいっぱいになりました。本人の言葉で本人のリズムで淡々と語る読み聞かせを聞きながら、総合的な学習の時間における教育の力を改めて感じました。
この本は、現在イオンモール2階の「GU」店舗隣「環境を大事にする事について考えよう!」コーナー(7月7日まで)や、大牟田市立病院「患者図書室」、エコサンクセンターで自由に読むことができます。どうぞ、お立ち寄りください。
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毎月第3日曜日は、石炭館ファミリーデーです。毎回、さまざまなイベントが計画されています。 | 環境に関するこども向けの絵本を描いた井谷さんが、自ら読み聞かせを行いました。 | 話の途中に、迷路の部分があります。どちらを選ぶか、挙手をして参加することもできました。 |
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子どもから大人まで、素敵な時間を過ごすことができました。 | テレビや新聞など、メディアの方にも取り上げていただきました。 | 絵本を手に取って読むことができます! ・イオンモール2階の「GU」店舗隣「環境を大事にする事について考えよう!」コーナー ・大牟田市立病院「患者図書室」 ・エコサンクセンター |