- 福岡県就労支援協同組合(県内の障害者支援施設で組織)が、福岡県、公益財団法人日本財団、大牟田市及び飯塚市と協力し、様々な事情でフルタイムで働くことは難しいが、短時間(週20時間未満)であれば働くことができる方を対象に、民間企業の開拓、マッチング等の支援を行う社会実証モデル事業を実施しています。
- 福岡県では、このモデル事業をとおして、様々な働きづらさを抱える方の働く場を創出し、社会からの孤立や貧困等の課題解決を図ることを目指します。
≪福岡県就労支援協同組合ホームページ https://fesc.jp/twenty-work/index.html ≫
<モデル事業の背景>
障害のある方の週20時間未満の雇用は、障害者雇用促進法に基づく法定雇用率の算定基礎とならないため、多くの企業で進んでいないのが現状です。また、障害・難病・家族の介護などの理由により、連続して働けなくても、短時間であれば働くことができる方は、数多くいます。誰もが安心して活躍するためには、多様な働き方の創出をめざす取組が必要です。
そこで、大牟田市と飯塚市において、障害のある方の週20時間未満の継続雇用を企業において促進するとともに、様々な働きづらさを抱える人に対象を拡大して、求人開拓、マッチング等を実施するものです。
<モデル事業の詳細>
1 事業概要
様々な働きづらさを抱える方が短時間(週20時間未満)で働くことができる企業の開拓、マッチングを行い、就労を支援。短時間就労の有効性を実証。
2 内容
・就労前後の本人の意識の変化等を調べ、その有効性を実証。
・モデル事業支援対象者:60人以上/年(30人以上×2市)
・有効性の実証・確認後は、他地域での事例共有を行う。
3 実施体制
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4 実施地域
大牟田市(又は飯塚市)
(人口10万人以上で、事業への参加者を一定程度確保でき、様々な働きづらさを抱える方の雇用に協力する企業が一定数見込まれる自治体として選定)
5 事業対象者
・家庭の事情や健康上の理由で『長時間働けない』『苦手な仕事がある』など、何らかの理由で働きづらさを抱えている方
・加えて、既存の支援機関で就労または生活などの支援を受けている方で就労を希望する方(大牟田市(又は飯塚市)在住の方限定)
6 対象企業
・大牟田市(又は飯塚市)に本社、営業支店がある企業
7 事業期間
令和4年度からの2年間(令和4年度~令和5年度)
8 お問合せ先
福岡県就労支援協同組合 担当:小島・小山
メールアドレス:contact@fesc.jp 、電話番号:092-406-5126
(事業参加申込など、詳細はお問合せください。)