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中東呼吸器症候群(MERS)について

最終更新日:2017年10月2日

 

中東呼吸器症候群(MERS)とは

 中東呼吸器症候群(MERS)は、平成24年9月に初めて確認されたウイルス性の感染症です。原因となるウイルスは、MERSコロナウイルスと呼ばれ、主として、中東地域で報告されています。

 平成15年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)の原因となった病原体もコロナウイルスの仲間ですが、SARSとMERSは異なる病気です。

 

感染経路

 人がどのようにしてMERSに感染するかは、まだ正確にはわかっていません。

 患者から分離されたMERSコロナウイルスと同じウイルスが中東のヒトコブラクダから分離されていることなどから、ヒトコブラクダがMERSウイルスの感染源動物の一つであるとされています。

 その一方で、患者の中には動物との接触歴がない人も多く含まれています。家族間や医療機関における患者間、患者ー医療従事者間など、濃厚接触者間での感染も報告されています。ただし、季節性インフルエンザのように、次々にヒトからヒトに感染すること(持続的なヒトーヒト感染)はありません。

 

 

症状

 潜伏期間は、2日から14日とされています。(中央値は5日程度)

 主な症状は、発熱、咳、息切れなどです。下痢などの消化器症状を伴う場合もあります。MERSに感染しても、症状が現れない人や軽症の人もいますが、特に高齢者や糖尿病、慢性肺疾患、免疫不全などの基礎疾患のある人で重症化する傾向があります。

 

 

治療

 ワクチンや特異的な治療法はありません。患者の症状に応じた治療となります。

 

医療機関の皆様へ

 平成27年5月11日に韓国における輸入症例が発生したことに伴い、厚生労働省より通知があり、以下の要件に該当する患者を診察した場合は、保健所への情報提供をお願いします。

 また、要件に該当する患者の診察に当たっては、二次感染防止の観点から、院内感染対策の徹底をお願いします。

  

  大牟田市保健所 電話 0944-41-2669

 

<情報提供を求める患者の要件>

 患者が次のア、イ又はウに該当し、かつ他の感染症又は他の病因によることが明らかでない場合、中東呼吸器症候群への感染が疑われるので、中東呼吸器症候群を鑑別診断に入れる。ただし、必ずしも次の要件に限定されるものではない。

 

ア 38℃以上の発熱及び咳を伴う急性呼吸器症状を呈し、臨床的又は放射線学的に肺炎、ARDS(急性呼吸不全)などの実質性肺病変が疑われる者で  あって、発症前14日以内に対象地域(※)に渡航又は居住していたもの

 

イ 発熱を伴う急性呼吸器症状(軽症の場合を含む。)を呈する者であって、発症前14日以内に対象地域(※)において、医療機関を受診若しくは  訪問したもの、MERSであることが確定した者との接触歴があるもの又はヒトコブラクダとの濃厚接触歴があるもの

 

 ※ 対象地域:アラビア半島又はその周辺諸国

 

ウ 発熱又は急性呼吸器症状(軽症の場合を含む。)を呈する者であって、発症前14日以内に、対象地域か否かを問わず(※1)MERSが疑われる患者(※2)診察、看護若しくは介護していた者(※3)、MERSが疑われる患者と同居(当該患者が入院する病室又は病棟に滞在した場合を含む。)していた者又はMERSが疑われる患者の気道分泌液若しくは体液等の汚染物質に直接触れた者

 

(※1)「対象地域であるか否かを問わず」とは、当分の間、「対象地域及び韓国」を対象にする。

(※2)「MERSが疑われる患者」とは、対象地域及び韓国においてMERSと診断された者及びMERSが疑われる有症状者とする。

(※3)「診察、看護若しくは介護していた者」とは、医療従事者又は介護従事者等であって、医療機関等において、診察、看護若しくは介護などで日常的に患者と接触する機会がある者とする。この場合の「接触」とは、対面で会話することが可能な距離(2メートルを目安とする。)にいることをいい、単にすれ違うといった軽度の接触のみでは対象とはならない。なお、医療従事者等であっても標準的な感染防護具(サージカルマスク(エアロゾル発生の可能性が考えられる場合は、N95マスク)、手袋、眼の防護具、ガウン)を適切に着用していた者は、これに含まれない。

 

 

厚生労働省等からの通知

  • 平成27年6月10日 
  • 「対応フローの一部変更」及び「二次感染が疑われる者に対して、接触状況に応じて、入院措置、健康観察、外出自粛陽性などの対応」が規定されました。
  • PDF 中東呼吸器症候群(MERS)の国内発生時の対応について 新しいウィンドウで(PDF:173.2キロバイト)
  •  

     

  • 平成27年6月5日
  • 6月4日付通知に記載のあった「MERS疑似症患者の定義」が変更になりました。

     

     

    • 平成27年6月4日

    6月1日付通知に記載のあった「情報提供を求める患者の要件」が変更になりました。

  • PDF (別添2)韓国で発生している中東呼吸器症候群(MERS)への検疫対応について(平成27年6月4日付 厚生労働省健康局結核感染症課長通知) 新しいウィンドウで(PDF:820.1キロバイト)

  • PDF (様式1:報告様式)中東呼吸器症候群(MERS)について 新しいウィンドウで(PDF:132.7キロバイト)

  •  


  • 平成27年6月1日

  • PDF 韓国における中東呼吸器症候群(MERS)の発生について(平成27年6月1日付 厚生労働省健康局結核感染症課長通知) 新しいウィンドウで(PDF:175.4キロバイト)

    PDF (別添1) 韓国における中東呼吸器症候群(MERS)の輸入症例の発生について 新しいウィンドウで(PDF:124.1キロバイト)

    PDF (別添2:届出添付)中東呼吸器症候群(MERS)疑い患者が発生した場合の標準的対応フロー 新しいウィンドウで(PDF:379.1キロバイト)

    PDF (別添3) 情報提供の際に使用する参考様式例 新しいウィンドウで(PDF:124.1キロバイト)

    PDF (別添4) 中東呼吸器症候群(MERS)・鳥インフルエンザ(H7N9)患者搬送における感染対策 新しいウィンドウで(PDF:188.5キロバイト)

    PDF (別添5) 中東呼吸器症候群(MERS)・鳥インフルエンザ(H7N9)患者に対する院内感染対策 新しいウィンドウで(PDF:168.8キロバイト)

     

     

    平成27年1月21日

    PDF 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第12条第1項及び第14条第二項に基づく届出の基準等について(一部改正) 新しいウィンドウで(PDF:71.9キロバイト)

     

    関連リンク

    中東呼吸器症候群(MERS)について(厚生労働省ホームページ)

    中東呼吸器症候群(国立感染症研究所)

    外務省 海外安全ホームページ

     

    このページに関する
    お問い合わせは

    保健福祉部 保健衛生課
    〒836-0843
    福岡県大牟田市不知火町1-5-1(大牟田市保健センター2階)
    電話:0944-41-2669
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