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たばこと健康

最終更新日:

 喫煙と健康問題について

【 喫煙者本人への健康影響について 】
喫煙が健康に及ぼす悪影響については、長い研究の歴史があり、今日においては多くの研究成果が蓄積しています。
その結果、喫煙者に、がん、心臓病、脳卒中、肺気腫、喘息、歯周病等、特定の重要な疫病の罹患率や死亡率等が高いこと、及びこれらの疾病の原因と関連があることは多くの疫学研究等により指摘されています。

【 妊娠中の健康への悪影響について 】
妊婦の喫煙による流産、早産、低出生体重児等などの発生率が上昇することも報告されており、妊娠中の喫煙が胎児の発育に悪影響を及ぼすことが指摘されています。 

【 周囲の非喫煙者への健康影響について 】
たばこの煙による健康への悪影響は喫煙者本人にとどまりません。
他人のたばこの煙を吸わされる受動喫煙によって健康への悪影響が生じることも指摘されています。

【 依存性について 】
たばこに依存性があることは確立した科学的知見となっています。
依存の原因となる物質は、たばこ煙の成分に含まれるニコチンです。
そして、ニコチン依存は世界的には独立した疾患として扱われています。

【 未成年者の喫煙について 】
未成年者の喫煙は法律で禁止されています。
たばこには依存性があり、喫煙開始年齢が低ければ低いほど健康への悪影響が大きく現れるという問題があります。 

【「噛みたばこ」、「嗅ぎたばこ」について 】
「かみたばこ」、「かぎたばこ」は無煙たばこと呼ばれており、たばこの一種です。
「かみたばこ」および「かぎたばこ」においても、紙巻きたばこによる喫煙と同様に口腔がんとの関連等、健康への悪影響が指摘されています。

公益財団法人 健康・体力づくり事業財団 たばこのリスク別ウィンドウで開きます(外部リンク)


新型たばこについて

【加熱式たばこについて】
加熱式たばことは、たばこ葉やその加工品を電気的に加熱し、発生させたニコチンを吸入するものです。
喫煙者本人及び周囲への健康影響や臭いなどが紙巻きたばこより少ないという期待から、使い始める人が多くいますが、加熱式たばこの主流煙には多くの種類の有害化学物質が含まれています。
紙巻きたばこに比べて健康影響が少ないかどうかは、まだ明らかになっていないものの、量が少ないとしても、たばこ煙にさらされることについては安全なレベルというものがなく、喫煙者と受動喫煙者の健康に悪影響を及ぼす可能性が否定できないと考えられています。

厚生労働省 加熱式たばこの健康影響別ウィンドウで開きます(外部リンク)

【電子たばこについて】
電子たばことは、香料などを含む溶液を電気的に加熱し、発生させたエアロゾル(蒸気)を吸入するものです。
日本ではニコチンを含むものは現在販売されていませんが、ニコチンの有無にかかわらず、電子たばこによっては、健康に影響を及ぼす可能性のあるホルムアルデヒド、アセトアルデヒドといった発がん性物質などを発生するものがあると報告されています。
因果関係の有無を推定する科学的根拠はまだ不十分ですが、喫煙者にも周囲にも健康影響が生じうると考えられています。

厚生労働省 電子たばこ別ウィンドウで開きます(外部リンク)
 電子たばこの注意喚起について(厚生労働省)(PDF:310.2キロバイト) 別ウインドウで開きます


禁煙をしたいと考えている人へ

たばこに含まれる「ニコチン」には依存性があり、禁煙したいと思ってもなかなか成功しない原因の一つとなっています。
ニコチンガム、ニコチンパッチ、飲み薬等の禁煙補助薬を使うと禁煙しやすくなります。
また、一定の基準を満たした医療機関での治療には保険が適用されます。
医師や専門家に相談しながら、禁煙にチャレンジしてみませんか。

各医療機関では予約制の場合もありますので、必ず受診前にご確認ください。


事業者のみなさまへ(受動喫煙対策について)

2020年4月1日、改正健康増進法が全面施行となりました。

2020年4月1日から、事業所(会社)、工場、ホテル・旅館、飲食店など、多数の人が利用する施設(2人以上の人が同時にまたは入れ替わりに利用する施設)はすべて「原則屋内禁煙」となりました。

屋内での喫煙には、基準を満たした喫煙専用室を設置し、その旨の標識を掲示することなどが必要です。また、喫煙可能な場所には20歳未満の未成年者は立ち入ることができません。

事業者のみなさまには、改正健康増進法の趣旨を踏まえ、適切な対応をお願いします。

詳しくは下記ページをご確認ください。
厚生労働省 受動喫煙対策について別ウィンドウで開きます(外部リンク)
厚生労働省 なくそう!望まない受動喫煙。別ウィンドウで開きます(外部リンク)


毎年5月31日は「世界禁煙デー」、5月31日~6月6日は「禁煙週間」です

WHO(世界保健機関)は、毎年5月31日を「世界禁煙デー」と定めています。
また、厚生労働省は、この「世界禁煙デー」からの1週間を「禁煙週間」とし、禁煙および受動喫煙防止の普及啓発を行っています。
この機会に、たばこと禁煙について考えてみましょう。

【令和5年度 禁煙週間のテーマ】

「たばこの健康影響を知ろう!~望まない受動喫煙のない社会を目指して~」

  • ロゴマーク


関連リンク

厚生労働省 なくそう!望まない受動喫煙。別ウィンドウで開きます(外部リンク)
厚生労働省 喫煙と健康問題について簡単に理解したい方のために(Q&A)
厚生労働省 たばこと健康に関する情報ページ別ウィンドウで開きます(外部リンク)
福岡県 たばこ対策のページ別ウィンドウで開きます(外部リンク)

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