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【たから幼稚園がダブル受賞!】全国エコ活コンクール 壁新聞部門&絵日記部門【幼稚園のダブル受賞は初!】

最終更新日:

 

【たから幼稚園がダブル受賞!】全国エコ活コンクール 壁新聞部門&絵日記部門

 

幼稚園のダブル受賞は初!

 今年度からこどもエコクラブとしての活動を始めた「認定こども園たから幼稚園こどもエコクラブ」の取組が2020年度の全国エコ活コンクールにおいて壁新聞部門の『ミールケア・エコまる賞』、絵日記部門の『優秀賞』のダブル受賞に輝きました。

壁新聞だっこく

壁新聞部門 ミールケア・エコまる賞

たから幼稚園エコクラブ(幼児部門)

絵日記部門 優秀賞

松本 栞愛さん作

 

 

幼稚園で表彰式と記念イベントが開催されました

 3月16日(火曜日)、こどもエコクラブ全国事務局のスタッフとマスコットキャラクター「エコまる」がたから幼稚園を訪れ、表彰式が開催されました。

 幼稚園からは代表してあお組(年長組)の園児49名が参加しました。

 当日は、表彰、記念撮影に続いて、環境プログラム(エコクイズや折り紙メダル作り・エコアクション宣言)が行われ、終始子どもたちの和やかな笑顔に包まれた一日となりました。

壁新聞表彰絵日記表彰

壁新聞の表彰

代表して年長さん2名が賞状と副賞を受け取りました

絵日記の表彰

賞状と副賞を受け取る、作者の松本栞愛(かんな)さん

 

集合写真
エコまると年長さん(2クラス)全員で記念撮影。(撮影で正面を向いている間だけマスクを外しました)


 

エコクイズ折り紙

記念イベントでのエコクイズの様子

〇×クイズでは、正解が発表されるたびに子どもたちの歓声が起こっていました♪

折り紙メダル作り・エコアクション宣言の様子

金色の折り紙でメダルを作成。最後に決意のエコアクションシールを貼って署名して首にまわす紐を取り付けたら完成♪

 

全国事務局の評価と園長先生の思い

事務局長

大西事務局長

 こどもエコクラブ全国事務局長の大西さんに今回受賞した作品の評価された点について伺いました。
 「壁新聞部門は、テーマがはっきりしていてわかりやすかったです。1枚に、1年間の取組、稲の成長の記録や絵や写真、文章で分かりやすく表現されていました。食育を扱った点もよかったと思います。」
 「絵日記部門についてですが、そもそも幼稚園から絵日記の応募は多くないです。文章を書けないといけないですからね。ですから、絵日記には幼稚園部門がありません。(小学生以上を含む)全部の応募作品の中から優秀だと評価されたのです。
 今回の作品は、絵がきれいだったということ。それから、脱穀という作業を初めて体験した時の様子を、丁寧に表現した文章が評価されたのだと思います。
 

守田園長

守田園長先生

守田園長先生にもお話を伺いました。
「今回評価していただいた壁新聞や絵日記で取り上げた『コンテナ稲作り』は、とにかく7月の豪雨がスタートでした。いつも使っている田んぼが豪雨の被害にあい、使えなくなりました。それで、どうにかできないかと悩んだ末に始まったチャレンジでした。
 いざ始めてみると、園から遠く離れた田んぼとは違い、園庭のコンテナですから、こどもたちは毎日稲の様子を観察できるようになりました。 単発で終わらない、継続した経験、食育の一連のサイクルを経験できたんじゃないかと思います。園庭で稲を育てたことで、成長の過程を細かく観察することができたのがよかったと思います。こどもたちには、この一年続けてきた『継続』ということを忘れないでほしいですね。」
 
 

7月豪雨水害が契機となった たから幼稚園の取組

たから幼稚園
 今回のたから幼稚園の取組は、令和2年7月6日に大牟田も甚大な被害を受けた令和2年7月豪雨がきっかけだったそうです。
 たから幼稚園は、これまであお組(年長組)の園児らが田植えと稲刈りの体験学習に取り組んできました。収穫されたもち米は、年末のもちつき大会に使われているそうです。田植えから最後のもちつき、もちの食事までつながる食育の取組となっています。
 令和2年も7月中旬に田植えを行う予定だったそうです。けれど、豪雨で事態は一変。たから幼稚園は被害を免れたものの、園が借りていた田んぼが被災。例年通りの田植えができなくなり、思い悩んだ園長がたどり着いた答えが、今回のコンテナ稲作りのアイデアだったそうです。
 
 

園庭で生まれた相乗効果

成長日記
 園庭に並べたコンテナに、ビニルを敷き、目の細かい土を入れて水を張り、田んぼに見立てました。
 そこに、苗を植えて観察を始めました。例年だと、田植えの次に田んぼを訪れるのは、稲刈りの時だけです。
 今回は、園庭で育てることから、園児たちは毎日稲の様子を見ることができました。青組だけでなくき組(年中組)やあか組(年少組)、もも組(年少々組)の子どもたちも興味を示すようになりました。
 あお組のみんなはこまめな観察ができるようになり、タブレット端末を使ったり手書きのイラストを描いたりして稲の観察記録を続けました。コンテナ稲作に取り組んだことで、稲の生育を始めて細かく観察できるようになったそうです。
 その細かな観察記録を発表する場として、こどもエコクラブの活動報告が活用されました。
<認定こども園たから幼稚園こどもエコクラブの活動報告はこちらから別ウィンドウで開きます(外部リンク)
<認定こども園たから幼稚園公式HPはこちら別ウィンドウで開きます(外部リンク)> 
 

稲刈り後も続く食育体験

 園庭で稲刈りができたことで、園児たちは稲刈りの後も、精米までの作業を体験することができました。

 刈り取られた稲はしばらく風通しの良い場所に干され、園児たちによって脱穀されました。脱穀では、牛乳パックを再利用した簡易脱穀機を作成。牛乳パックを使って一本一本の稲からコメを脱穀していく作業は子どもたちにも人気の作業だったそうです。

 米からもみ殻をはがす「もみすり作業」は、すり鉢の中で野球ボールを使って行いました。かたいもみ殻が割れて徐々に中の玄米が出てくる様子を見て、お米が採れたことを園児たちははじめて実感したそうです。

 その後もみ殻と玄米を選別する作業は、想定外に手間がかかったそうです。当初、息を吹きかけるともみ殻だけが吹き飛ばされるという想定でしたが、もみ殻と玄米を空気で選別するのが実に難しかったそうです。結局、園児たちは手作業によって玄米を選別したといいます。その時の集中力は大したものだったと園長は振り返ります。「園児たちは、手先が器用ですから集中すると手作業で米を分けた方が早いんです。息を吹きかけると、意外ともみ殻だけでなく米も吹き飛んじゃって、大変でした。」

 こうして、ようやく手にしたお米は12月のもちつきに使われ、鏡餅として新年を迎える各家庭に持ち帰られました。園児たちは、田植えから収穫、精米、調理というひとつながりを初めて体験できました。

いねかりだっこく
絵日記1 いねかり絵日記2 だっこく

 

もみすりこめのせんべつ
絵日記3 もみすり絵日記4 こめのせんべつ

 

半年の活動を振り返る壁新聞と絵日記

 半年間の活動を振り返る取組として、園では4枚の絵日記と1枚の壁新聞が作成されました。

 稲の成長記録や収穫後の工程を描いた絵日記とスナップ写真で構成された記事に、折り紙などで作った様々な生き物をあしらい、半年の活動を振り返った壁新聞、収穫後の作業を絵と文章で丁寧に表現した臨場感あふれる4つの絵日記ができあがりました。

 壁新聞は幼児部門のミールケア・エコまる賞を受賞。絵日記は、松本栞愛さんが描いた「だっこく」が優秀賞を受賞しました。幼稚園で壁新聞部門と絵日記部門の同時受賞は初といいます。特に、絵日記には幼児部門がなく、小学生の絵日記と同じ土俵での評価だったそうです。

 たから幼稚園こどもエコクラブの皆さん、本当におめでとうございました。

<認定こども園たから幼稚園こどもエコクラブの活動報告はこちらから別ウィンドウで開きます(外部リンク)

<認定こども園たから幼稚園公式HPはこちら別ウィンドウで開きます(外部リンク)

作品と子どもたち

 

 

こどもエコクラブとは

 こどもエコクラブは、幼児(3歳)から高校生までならだれでも参加できる環境活動のクラブです。

 環境に興味を持って活動したい仲間と、活動を支援する大人がいれば、すぐに無料で登録できます。

 詳しくは公式サイトを参照するか、市環境保全課までお問い合わせください。

→ こどもエコクラブの概要はこちら別ウィンドウで開きます(外部リンク)

 

こどもエコクラブに登録しよう!

 こどもエコクラブは、幼児(3歳)から高校生までならだれでも参加できる環境活動のクラブです。

 家族や仲間内、学校や保育園のクラスやクラブ、学童保育所などどのようなつながりの仲間でも結成することができます。

 こどもエコクラブへの登録は、以下の登録用紙に必要事項を入力の上、大牟田市環境保全課まで提出してください。

 こどもエコクラブへ登録すると、全国事務局や地域事務局別ウィンドウで開きますから様々なサポートを受けることができるようになります。

 

登録方法

 「こどもエコクラブの概要はこちら(外部リンク)」のリンク先にある登録用紙(ワード)に必要事項を入力し、窓口へ持参するかメールにて提出してください。(リンク先から直接登録することも可能です。)

 

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