諏訪川の環境調査の一環として「カヌー教室」を行いました!
9月12日(月)、駛馬小学校の4年生が総合的な学習の時間に「はやめカヌーサポーター会」の支援を受け、カヌー教室を行いました。
「カヌー教室」は、カヌーに乗って駛馬小学校のすぐ近くを流れる諏訪川の自然にふれ、ふるさと駛馬や諏訪川を大切にしたいと思う心を育てることを目指しています。駛馬地区公民館の館長をはじめ主事のみなさんも計画段階から携わってくださいました。子どもたちは昨年度も「カヌー教室」に参加しており、心に余裕を感じました。ライフジャケットの着方、パドル操作、カヌーの乗り方、降り方を確認すると、早速、川に向かい、カヌーをこぎ出しました。天気がよく日差しが強かったですが、ほどよく風が吹き、川の流れも穏やかで、最高のカヌー日和だったと思います。
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まなばんかん登録団体である「はやめカヌーサポーター会」の紹介がありました。 | 注意と説明を受けた後、カヌーに乗るための準備を行いました。最後に、基本となる乗り方、降り方を教えていただき、諏訪川へ!! |
駛馬地区公民館や「カヌーサポーター会」の方に道具をしっかり揃えていただいたこと、学校側の呼びかけでPTA会長をはじめとする保護者にもたくさんお集まりいただき、8ヵ所に分かれて陸上監視をしていただいたおかげで、クラス毎にのびのびと体験を行うことができました。体験後、「水は思ったより冷たかったです。」「小さな魚(オイカワ)がたくさん泳いでいました。」「川岸にゴミが浮いていたので、拾いました。」と発表する児童がいました。
一クラスがカヌー体験をしている間、もう一クラスは「はやめニコニコ会」の嶋田さんに生き物学習を担当していただきました。昨年度、「諏訪川に住む生き物」の学習を行ったので、今年度は「片平山(延命公園)の生き物」について実際に写真を見せながら話をしていただきました。子どもたちは特に、延命公園に生息・生育する絶滅の恐れのある野生生物である「カスミサンショウウオ」や「ヒメマサキ」の生態にとても興味をもっていました。
活動が一通り終わると、全員で協力してカヌーやパドルを洗い、拭き取り、カヌー倉庫に片付けました。とても段取りがよく、あっという間に片付きました。お礼の言葉では代表児童が、「カヌーサポーターの方々のおかげで安心してカヌーに乗れたし、保護者の方々のおかげで安全にカヌーに乗れました。」と感謝の言葉を述べました。