・中心市街地活性化事業が都市計画マスタープランに記載されていない。
　・中心市街地の年間集客数の設定はあるのか。
　・（2カ月に1回の）定期的なイベントによる賑わい創出はどうする。
　・全職員が中心市街地を歩いている姿は見ない。
　・中心市街地を調査し、他の市町村を参考に、魅力ある店舗作りやメインを何にするか。
　・中心市街地の集客数や売上額などのデータを分析し、いつまでに目標を達成するか明記されてない。
　・20年前、松屋、井筒屋があった時代を忘れ、中心市街地は衰退している。

（令和2年6月受付）

 

 

　中心市街地の活性化につきましては、本市の重要な課題と捉え、これまで様々な団体、市民と連携・協力しながら取り組んでおります。
　平成29年3月には、平成29年度から令和3年度までの5年間を計画期間とする大牟田市中心市街地活性化基本計画を策定し、内閣総理大臣の認定を受けております。基本計画の策定に当たっては、国勢調査や商業統計調査等の統計データを分析するとともに、アンケート調査を実施し、市民意識の把握も行っております。基本計画では、そうした情報やこれまでの取組み、課題等を踏まえ、空き店舗の解消や交流人口の拡大等の4つの目標を掲げ、目標ごとに空き店舗数や歩行者通行量等の目標指標を設定しております。
　具体的な取組みとしましては、大牟田商工会議所をはじめ、タウンマネージャーや商業団体等と連携・協力し、新規出店希望者と空き店舗所有者とのマッチングや店舗改修補助等による新規出店の支援のほか、100円玉笑店街やおおむたまちゼミなどの商店街団体が取り組むイベント等の支援を行っております。
　都市計画マスタープランにおきましても、中心市街地周辺を都市拠点と位置付け、市の玄関口にふさわしい都市空間を形成するという方針を掲げており、中心市街地活性化基本計画と連携を図りながら、その実現に向けた取組みを進めていくことを明記しております。
　また、市役所内におきましては、イベントや事業の実施に当たって、できる限り中心市街地での実施を検討するよう各部局に要請し、職員に対しては、中心市街地で行われているイベント等への積極的な参加を依頼するなど、市役所全体で中心市街地の活性化を進めていくよう努めております。
　今後もこうした取組みにより、中心市街地の活性化を進めて参りたいと考えております。

 

（令和2年7月　産業振興課回答　TEL：0944-41-2762）