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令和2年7月の豪雨災害について

最終更新日:
  

寄せられた市民のこえ

 

ご意見・ご提案

 (1)7月6日午前10時16分、大雨警報発表の時点で避難の広報車は出していたのか。
 (2)7月6日午前10時16分、大雨警報発表の時点で災害対策本部は小・中学校に早退の連絡はしなかったのか。
 (3)午後8時15分頃、三川ポンプ場内に浸水が進み、配電盤のスイッチを切ったのは何故か。それは、だれの指示か。
 (4)三川ポンプ場の配電盤の位置の見直し、排水ポンプの能力を国の基準に合わせるのはいつか。また、水中ポンプの見直しはどうするのか。
 
(令和2年12月受付)
 
 

お答えします

 (1)本市では、7月6日午前10時16分、気象台からの大雨警報(土砂災害)の発表に伴い自主避難所23ヶ所を開設しており、4台の広報車により市 
   内を巡回して広報をしております。
 (2)市教育委員会は、防災対策室との連携のもと、7月6日午前10時16分の大雨警報を受け、市立小・中・特別支援学校の校長に対し、今後の気象
   予報の周知とともに、下校時刻を変更することを指示しました。
    その後も、各学校長と連絡を取り合う中で、児童生徒の安全を第一に考えた指導を行いました。
    そのような中、校長による学校や地域の実情に応じた下校指導により、結果として、市内全児童生徒が無事に帰宅することができました。
    7月6日当日については、児童生徒が全員帰宅できた学校と、想定を超えた豪雨による急激な道路冠水等により、児童生徒の下校や保護者によ
   る迎えが不可能となり、学校に児童生徒を留め置く学校も数校ありました。
    児童生徒を留め置いた学校においては、校長をはじめとする教職員が、子どもの命を守るため、子ども達全員が安全に帰宅できるまで行動を共
   にしました。その間においても、学校は、保護者や教育委員会、関係機関と連絡を取り合いながら、救援物資等の支援を受けたところです。
    ある学校のPTA新聞に、PTA会長より教職員に対し、7月豪雨災害における感謝のコメントが掲載されましたのでご紹介します。
    『…豪雨災害の際、学校にとどまり、ご自身の事よりも子ども達の命を優先し、お守りいただいた先生方に敬意を表します。本当にありがとう
   ございました。…』
 (3)観測史上初となる記録的豪雨が数時間続いたためポンプ場も浸水し、20時15分に配電盤まで水が浸入したことから、ショートの危険性が高 
   まったため水中ポンプ9台を、20時30分にはエンジンポンプを稼働するエンジンが浸水したためエンジンポンプ3台を稼働停止せざるを得ないこ
   ととなりました。ポンプの停止につきましては、三川ポンプ場の浸水の状況から市として判断したものです。
 (4)配電盤の位置の見直しとしては、ポンプ建屋及び配電盤の周りにブロック塀を設置し、浸水を防いでポンプの運転を継続できるよう応急対策を
   とっております。
    ポンプ性能の国の基準につきましては、雨水排水ポンプ場整備における現在の国の指針や国庫補助基準では、5年~10年確率での計画降雨を採
   用することとされており、本市にあてはめますと、5年確率での計画降雨は毎時58ミリメートル、10年確率での計画降雨は毎時64ミリメートル
   の降雨に対応できる能力が必要となります。三川ポンプ場は、昭和38年に三川地区の浸水緩和を目的として供用開始したもので、確かに現在の
   国の整備指針や国庫補助基準には達していない状況ではありますが、整備当時の基準は満たしておりました。なお、ポンプ性能についての法定基
   準はございません。
    排水ポンプ場の水中ポンプ等の見直しにつきましては、三川ポンプ場が耐水性を有していないことから、新たに耐水性能を有し現在の排水能力 
   と同等以上の排水機能を有するポンプ場を、隣接する樋口公園に整備することとしており、国・県と連携し速やかに建設を進めていきたいと考え
   ています。
    なお、今年の雨期に向けて、口径500ミリメートルの仮設ポンプ2台を設置し、毎分50立方メートルの排水能力を確保し、迅速かつ確実な運用
   を図ることとしております。

  
(令和3年1月 防災対策室回答 TEL:0944-41-2894
                     学校教育課回答 TEL:0944-41-2863
          施設課回答 TEL:0944-54-1433)
 
 
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