「家族になろう　ご縁結びパーティー　参加者募集中」についての案内は、行政として不適切と思われます。

　1．いわゆる「婚活パーディー」だと思われますが、男女で参加費用が異なる理由はどうしてですか。これは男女共同参画(いわゆる「ジェンダー平等性」)に反していませんか。また、参加・応募要件に年齢や居住の制限がついていることは平等性がないと思います。

　2．本パーディーは確かに民間主催で実施されますが、市ほかの後援となっており、さらに市のサイトやラインなどでも広報(とりわけラインはプッシュ型)されています。民間主催のもので市の後援を得られれば広報してくださるのですか。(内容は婚活パーティーではありませんが、当方も市民活動でイベントを企画することがありますが、『広報おおむた』に小さく掲載されることはあっても、このような扱いで広報してくださったことはありません。)また、婚活パーティーに限ってでも結構ですが、飲食店や市民団体で婚活パーティーを企画して市の後援が取れればこのように広報してくださるのでしょうか。

　上記1.2.について疑問であり、一市民からみればあまりにも旧態依然とした価値観(ジェンダー観)で結婚やそれに至る出会いを考えていらっしゃると思われ、また、公平な行政からみてもいくつかの点で不公平と思われますので、苦言と上記についてのご回答をよろしくお願いします。

 

（令和3年7月受付）

 

 

　1．本市では現在、官民連携の取組みとして2019年から“大きな縁でつながるまち　love おおむた”プロジェクトを展開しております。これは、人口減少が進む中、「おおむたを元気にしたい！！」という想いから、これまで、行政や民間がそれぞれで取り組んでいた事業(縁)をつないで、大きな輪にして互いに支えあい、まち全体の幸せを目指すものです。本市もこのプロジェクトに参画しております。
　今回のイベントは、このプロジェクトに参画されている事業者が主催されるもので、市としましては周知のための情報発信を行っているところです。
　しかしながら、様々なご意見があることも承知しておりますので、今後、実施していくイベントについて、必要に応じ主催する事業者及びプロジェクトに参画している団体等とも協議を行いながら、対応を検討してまいりたいと考えております。

 

　2．本市に後援等の申請があった場合は、まずは本市が定めている要件のすべてに該当するかどうかを確認の上、所管課において決定しています。
　申請書を提出していただく際には本市に求める具体的内容を記載していただいており、広報おおむたへの掲載を希望されている場合は、後援等を決定した後に、所管課を通して、広報おおむたへの掲載に向けた手続きに入ります。
　ただし、各号の掲載には締め切りがあるため間に合わない場合もありますし、広報紙全体のバランスやボリュームを基に個々の記事の容量等を決めていますので、掲載記事の大きさ等がご要望に沿えないという場合もございます。
　なお、今回の掲載記事につきましては、通常の後援により掲載する記事とは異なり、本市がプロジェクトの一員として情報発信を行ったものです。
　　

 

（令和3年7月　子ども育成課回答　TEL：0944-41-2248

　　　　　　　　　　 広報課回答　TEL：0944-41-2505）