安心安全に配慮し、個別に対応を行っています!
食物アレルギーをもつ児童生徒には、医師の診断書(生活管理指導票)に基づき、校長・教頭・学級担任・養護教諭・栄養教諭等・給食調理員の連携のもと、保護者との面談を行った上で、アレルギーの原因となる食品を除いた(アレルゲン除去食)対応を行っています。
対応の詳細としては、各学校で、アレルギーをもつ子どもの保護者、栄養教諭、調理員、担任、養護教諭、教頭によるアレルギー会議を行い、栄養教諭が提示する献立の食材を確認しながら、献立毎に除去食等の内容を決定します。
小学校では、会議後、栄養教諭が指示書や調理の工程表、その児童専用の献立表等を作成します。アレルギーの原因となる食品を除いた食事は、他の献立と分けて作り、通常の献立と混ざらないように専用の食器の上からラップをして、名前を表記したり専用のふた付き容器に入れたりしています。

アレルゲン除去食対応児童 確認用ボード

調理室内での調理員の動きが分かる
シート

食器のかごに入った除去食対応
児童用カード
除去食がある日の朝、保護者から子どもに、除去食を給食室に取りに行くことを伝えてもらいます。また、アレルギーをもつ子どもがいる教室では、給食準備の健康チェック時に誰が別メニューになるのかをクラスみんなで確認し合います。
給食の準備が始まると、除去食の児童は食器に入れてあるカードを持って給食室に向かいます。栄養教諭か調理員が、児童の名前を確認した上で、直接手渡しします。食器には緑色の線が入っていて、見分けがつくようになっています。教室で「いただきます」の挨拶をしてから、ラップを外して食べます。

給食前の健康チェック

除去食対応の児童用カード

カードと引き換えに、手渡しで受け取り
このように食物アレルギーをもつ子どもたちも安心して給食を楽しめるように、大牟田市では徹底した管理を行っています。