たくさんの方々のサポートが、子どもたちの豊かな学びにつながりました!
5月18日(木)、天領小学校の4年生が総合的な学習の時間に「はやめカヌーサポーター会」の支援を受け、「カヌー体験」を行いました。
「カヌー体験」では、カヌーに乗って市内で流れる川で唯一の水道水源である諏訪川の自然にふれ、校区を流れる諏訪川を大切にしたいと思う心を育てることを目指しています。ライフジャケットの着方、パドル操作、カヌーの乗り方、降り方を確認すると、早速、川に向かい、カヌーをこぎ出しました。日頃、なかなか川遊びなどできない子どもたちは、歓声をあげながら時間いっぱい楽しみました。
「はやめカヌーサポーター会」の方や駛馬地区公民館の職員に道具をしっかり揃えていただいたり、学校側の呼びかけで保護者にもたくさんお集まりいただき、8ヵ所に分かれて陸上から監視をしていただいたりしたおかげで、クラス毎にのびのびと体験を行うことができました。すぐ近くで川を感じたことで、「諏訪川を大切にしたい 」という思いが強くなったようです。
一クラスがカヌー体験をしている間、別の一クラスは「はやめにこにこ会」の嶋田さんを講師として、「諏訪川に棲む生き物」の学習を行いました。また、さらに別の一クラスは読み聞かせボランティア「夢ふうせん」の方に絵本の読み聞かせを担当していただき、川やカッパにまつわる話、いのちにつながる話を聞きました。
3つのローテーションで活動を一通り終えた後、子どもたちに感想を聞くと、「ドキドキしていたけど、分かりやすく教えていただいたので、楽しくカヌーに乗ることができた。」「知っている生き物もいたけれど、知らない生き物のこともよく分かって、勉強になった。」「駛馬のカッパのお話が面白かった。」などの声が聞かれました。
今回、子どもたちの送迎や安全の見守りをサポートしていただいた「大牟田ロータリークラブ」は、今年7月で設立70周年を迎えるそうです。記念事業の一環として、教育委員会や学校と話合いを行い、バスを3台ご用意いただきました。この他にも、海洋教育に取り組む学校に対し、学習支援と海外との交流を提案していただいています。