一般家庭には、消火器の設置義務がないので、点検の義務付けもありません。しかし、万が一の使用時に消火薬剤の劣化等により有効な消火ができなくなる恐れがあることから、定期的に点検されることをお勧めします。
「自分でできる消火器のチェックポイント」 1 容器が変形したり、サビやキズはないか。 2 ホースにひび割れがないか。 3 圧力計が付いている消火器の場合、正常値(針が目盛りの緑部分)を指しているか。 4 消火器に記載されている使用期限や耐用年数が過ぎていないか。 5 消火器を傾けてみて中の消火薬剤が固まっていないか。
消火器は、火災の火元めがけて非常に高い圧力で消火薬剤を噴出するメカニズムとなっていますので、腐食や、キズ・変形のあるものは、その部分が圧力に耐えられず、消火薬剤の漏れや破裂をする恐れがあります。
「消火器の設置が好ましくない場所」 1 台所や湯沸室など湿気の多い場所 (直接床に置くとサビが発生しやすくなります) 2 直射日光のあたる場所 (容器の腐食を進めます) 3 建物の外部 (外に設置する場合は、専用ボックスに収納しましょう) 4 温度変化の大きい場所 (腐食を早める場合があります) ※詳しくは、消防本部予防課または最寄りの署・出張所にお問い合わせください。 ・大牟田市消防本部:0944-53-3527(予防課指導係) ・大牟田市消防署:0944-53-3540(警防課) ・明治出張所:0944-57-9772 ・吉野出張所:0944-58-7010 ・勝立出張所:0944-43-4891
|