予防接種をすれば、接種を受けた多くの人がその疾病に対する免疫を獲得しますが、その免疫効果は決して100%ではありません。ワクチンによって得られる免疫(抗体等)の獲得率(ワクチン接種により抗体等を獲得した割合)は、ワクチンの種類によっても異なります。抗体等を獲得できなかった人は、予防接種後もその疾患に罹患する可能性があります。また、インフルエンザHAワクチンのように血液中の抗体を作るワクチンでは、上気道感染であるインフルエンザウイルスの感染を完全には防御できませんが、感染した後の重症化を防ぐ効果は期待できます。
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