Q.FMたんとのスタッフになったきっかけはなんですか?
大牟田に戻る決意をした時は、何も決まっていませんでしたが、1年位経った時に、たまたまFMたんとの事業の立ち上げをすることを聞き、心の底から嬉しかったことを覚えています。僕の中では、ラジオに関するお仕事の夢は諦めかけていた時だったので、「これは最後のチャンスだ!」だと思い、面接を受け、無事に採用されることとなりました。立ち上げの段階から携わり、研修などをしっかり受けることができました。この時代に、新しくラジオ事業を始めるというのは全国的にかなり珍しいので、人生は何が起きるかわからないと身をもって実感しました。本当に運が良かったとしか言いようがありません。
Q.コミュニティ放送局スタッフとして大牟田をどういうまちにしたいですか?
大牟田を始めとして、みやま、荒尾、その周りの地域の情報を発信していくことで、地域のみなさんにもっと魅力を伝えていきたいですね。大牟田はアクセス面が便利な場所であるため、福岡市、熊本、佐賀などの市外のイベントに出向きやすく、とても立地に恵まれた場所だと思います。でも、もっと地元のイベントに注目してほしいとも感じます。大牟田の各地域で、毎週のようにイベントが開催されているんですが、それがあまり知られていないんですね。僕が放送局スタッフとして、情報発信を頑張って、地域の交流の場に参加する人たちを増やしたいです。今まで市外に行くために使っていた交通費を市内で美味しいものを食べたり消費したりすれば、市内にお金を落とす機会が増え、大牟田はもっと元気になると思います。職業柄、地域活動をされている方と接する機会が多いので、そういう人たちと市民をつなげることができたら幸せですね。
Q.最後に移住を検討される方にメッセージをお願いします。
埼玉に約10年間住んでいて思うことは、大牟田は何より住みやすいということです。地元にずっと住んでいると「大牟田には何もない」という人もいますが、改めて考えてみると、僕には何がないかわからないんですよね。電車、道路、商業、観光、自然、教育とどの分野をとってみても足りないと感じることはなく、「ちょうどいい」まちだなと感じています。アクセス面が充実しているので、仮にないものがあっても市外に求めればすぐに手に入れることができるのは、大牟田の魅力のひとつですね。都会で住むこと=便利というわけではなく、郊外でもこんなに心豊かに住むことができる。僕はそれをいま、実感しています。FMたんとを通して、地域の魅力を発信していますので、ぜひ聴いてみてくださいね!