大牟田動物園がつなぐ“動物福祉”の可能性について学びました!
大牟田市立全ての中学校で、総合的な学習の時間に「福祉体験学習」を行っています。 松原中学校1年生は、「みんなが安心して暮らせるために~福祉について学ぼう~」をテーマに、年間をとおして学習を重ねてきました。2学期には、福祉に関する大牟田市の取組について学び、3学期には、地域で暮らす市民を支えている人(企業)について学んでいます。
2月28日(火)、3学期のシリーズ4回目の授業のゲストティーチャーは、大牟田市動物園広報担当の冨澤さんでした。2021年10月1日に80周年を迎えた大牟田市動物園のコンセプトは、「動物福祉を伝える動物園」です。動物の福祉の向上に対する飼育員の取り組みをとおして、動物福祉について考えてもらいたいという願いから、動物愛護と動物福祉の違いについて具体的な動物の例を挙げて話していただきました。
中学生になって、大牟田市動物園から少し足が遠のいたと感じている生徒たちでしたが、動物の生活の質の向上のために飼育員さんが愛情をもって粘り強く取り組まれていることを知り、久しぶりに動物園に行ってみたいと感じた生徒がたくさんいました。