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近代化遺産を後世に ~近代化遺産保存活用基金への寄付金を募っています~

最終更新日:

三池炭鉱宮原坑跡をはじめとする近代化遺産は、本市の歴史や文化を理解する上で重要であり、地域の貴重な財産です。

大牟田の近代化遺産を守るために、大牟田市近代化遺産保存活用基金への募金にご協力ください。

近代化遺産保存活用基金とは

大牟田市近代化遺産保存活用基金は、大牟田市にある近代化遺産の的確な保存・整備のための資金です。
大牟田市は明治以来、三池炭鉱を中心として産業を急速に近代化したことによって都市としての勃興(ぼっこう)発展を達成し、中部有明の中核都市を形成してきた歴史があります。日本の近代史を支えたこの近代化遺産が、現在でも数多く大牟田市に存在しています。その中には宮原坑や三池港などわが国を代表するものも多く含まれており、主要な施策の一つとして国・県の支援・協力を仰ぎながら、それらの保存と活用に鋭意取り組んできました。しかし大牟田市の財政状況が厳しさを増す中、これらの保存・整備の継続性が大きな課題となっています。大牟田市近代化遺産保存活用基金は、この取り組みを継続的に行うための資金となります。

基金の経緯

近代化遺産保存活用基金の創設は、旧三井港倶楽部の閉館がきっかけでした。三池港の開港と同時期に上級船員用の宿泊施設として港倶楽部は平成16年12月に閉館し、売却の方針が出されたことからその先行きが危ぶまれたものの、地元経済界有志の出資により設立された株式会社港倶楽部保存会が買収し、旧来どおりレストラン・結婚式場として運営されることとなり市も文化財に指定しました。これを契機として市内大手事業所十社から本市に対し近代化遺産の保存活用に資するための寄付の申し入れがなされ、これを長期にわたって継続的に活用していけるよう「大牟田市近代化遺産保存活用基金」が創設されました。

基金の意義

旧三井港倶楽部をはじめ、大牟田市の近代化遺産は日本の産業史において大変貴重なものであり、国や福岡県から指定文化財とされているものもあります。本市としても地域の貴重な歴史的文化的資源である近代化遺産を保存・活用し、地域振興や交流促進などまちづくりを進めていくことは大変重要です。市民の皆さんに近代化遺産保存活用基金へご協力していただくことによって、地域の宝物である近代化遺産を皆さんとともに適切に保存し、有効に活用していきたいと考えています。申し入れのあった寄付については、ありがたく受け入れ、これを長期にわたって継続的に活用していきます。どうぞよろしくお願いいたします。なお企業からの寄付の場合は、特定寄付金として控除が受けられる優遇措置があります。

これまでの基金使用例

○旧三井港倶楽部の雨漏り修理、傷みが目立っていた床、外壁、窓枠、瓦のしっくい、建具、庭の排水配管などの補修・新調。材質や色調はできる限り、当時の雰囲気を損なわないようにしました。

○旧三井港倶楽部の庭園の樹木の剪定(せんてい)。

募金の方法

ご協力していただける場合は、まず世界遺産・文化財室へご連絡ください。詳しいご案内を差し上げます。

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