災害から身を守るために
8月30日(水)、宮原中学校において、「防災学習」が行われました。全学級が一斉に担任による「防災学習」を行うことは、福岡管区気象台管内にある学校では初めてのことだそうです。
この日は、福岡管区気象台の松尾防災調査官、安留防災情報管理係長、山口情報利用推進官、米田予報課現業班員と市の防災対策室 栗原室長も来校いただき、指導助言等をしてもらいました。
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災害ビデオを見る生徒たち | グループで避難経路を考える |
はじめに、大雨で川が増水や氾濫をする様子、土砂災害の様子などのビデオを見て、大雨による災害の危険性を実感しました。
次に大雨による災害が起こることを想定して、グループごとに住んでいる場所や家、家族構成などを決め、大雨の状況により「いつ」「何をもって」「どのような」行動をするか、時系列に沿って話し合っていきました。
今の自分が避難するだけなく、家族に小さい子やお年寄りがいた場合、または車がない場合を想定しながら考えました。
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グループで避難について話し合う | いつ、どのように避難するか、話し合い中 |
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避難について話し合ったことをグループごとに発表 | 市防災対策室長によるお話 |
1年3組では、市防災対策室長によるまとめが行われ、
「大事なことは、自分だけは大丈夫と考えないこと。事前に情報収集をして、早めの行動を心がけてください。」
と、生徒に向けてメッセージを送られました。
今回の防災学習を通して、子どもたちは災害の恐ろしさを知り、シュミレーションすることで、いつ、どのように行動すればよいかが理解できたことと思います。また、先生方も今回の研修を通して、地域防災リーダーとして市内学校へ発信していただきたいと思います。