災害で壊れた太陽光パネルは危険です 最終更新日:2020年10月8日 印刷 災害で壊れた太陽光発電設備に注意してください 家庭や事業所に設置された太陽光発電設備は、台風や豪雨などによって浸水したり破損したりすることがあります。太陽光発電設備は、浸水したり破損したりしても光が当たれば発電することがあり、むやみに近づいたり触ったりすると感電することがあります。 また、モジュール(太陽光パネル)によっては鉛やセレン、カドミウムなどの有害物質が使われている場合があり、破損の状況によっては有害物質が流出する恐れもあります(※)。 家庭や事業所に設置した太陽光発電設備が台風や豪雨などの被害にあったときは、むやみに近づかないように十分に注意してください。 ※ 「有害物質が流出する恐れ」については、以下にも掲載している添付資料5-2「 実態調査<結果報告書>(PDF:1.19メガバイト) 」の記述を引用しているものです。詳細については、調査の実施主体(外部リンク)へお問い合わせください。 太陽光発電設備が壊れたときは... 太陽光発電設備が台風や豪雨などの被害にあったときは、むやみに近づいたり触ったりせず、販売施工事業者に連絡して対策を行ってください。 なお、50キロワット以上の施設の場合は、選任している電気主任技術者に連絡して対策を行ってください。 【重要】壊れた太陽光発電設備にはむやみに近づかないでください 経済産業省からは以下のような注意点が示されています。 太陽光発電設備(モジュール(太陽光パネル)、架台・支持物、集電箱、パワーコンディショナー、送電設備(キュービクル等))は、浸水しているときに接近すると感電する恐れがあるので、近づかないこと。 モジュール(太陽光パネル)は、光があると発電するため感電する恐れがある。漂流しているモジュール(太陽光パネル)や漂着・放置されているモジュール(太陽光パネル)をやむを得ず取り扱うときは、素手では触らず、感電対策(ゴム手袋、ゴム長靴の使用等)などによって感電リスクを低減すること。 感電の恐れがある太陽光発電設備を見つけたら、周囲に注意を呼びかけること。 壊れたモジュール(太陽光パネル)を処理するときは、ブルーシート等で覆って遮蔽するか、パネル面を地面に向けて感電防止に努めること。廃棄の方法は大牟田市の指示に従うこと。 水が引いた後でも、太陽光発電設備の機器の内部に水分が残っていると感電の恐れがあるので、復旧作業に当たっては感電防止に努めること。 水が引いた後でも、太陽光発電設備の機器の内部に残った湿気や汚損などが原因となって発火することがあるので、復旧作業に当たっては十分な注意を払って電気火災防止に努めること。 参考サイトの案内 詳しくは以下のサイトやpdf資料を参照してください。 1.太陽光発電設備の安全対策(外部リンク)(福岡県ホームページが別ウインドウで開きます) 1-1 県民向け注意喚起チラシ(PDF:210.3キロバイト) 1-2 発電事業者向け注意喚起チラシ(PDF:160.2キロバイト) 2.水没した太陽電池発電設備による感電防止についてのお願い1(外部リンク)(経済産業省ホームページが別ウインドウで開きます) 3.水没した太陽電池発電設備による感電防止についてのお願い2(外部リンク)(経済産業省ホームページが別ウインドウで開きます) 4.平成30年7月豪雨における災害廃棄物対策について(外部リンク)(環境省ホームページが別ウインドウで開きます) 4-1 平成30年台風第7号及び前線により被災した太陽光発電設備の保管等について(PDF:114.9キロバイト) 5.太陽光発電設備の廃棄処分等に関する実態調査<結果に基づく勧告>(外部リンク)(総務省ホームページが別ウインドウで開きます) 5-1 実態調査の要旨(PDF:1013.2キロバイト) 5-2 実態調査<結果報告書>(PDF:1.19メガバイト)