< 大分県出身 20代 Jターン 果樹園経営>
大学在籍中には上海に交換留学。
卒業後は鹿児島県や静岡県で暮らし、2017年4月より大牟田市内にて、主人の家業である果樹園を営んでいます。
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※インタビューで掲載している情報は、取材当時のものです。
掲載の制度や施設、サービス等は、変更になっている可能性があります。予めご了承ください。
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Q.大牟田に来たきっかけは
大分県中津市で生まれ育ち、北九州にある大学に通っていました。
大学在籍中には上海へ交換留学し、日本に帰ってからは、「都会と田舎をつなぐ仕事をしたい」という想いが強くなり、いろいろ調べているうちに鹿児島県肝付(きもつき)町での町おこしに興味を持ちました。
私は行動力だけには自信がありますので、「無給でもいいからやらせてほしい!」と現地の人にメールを送り、それをきっかけに鹿児島生活を開始。
その地で、全国転勤のある会社に勤める主人と出会いました。
出会ってすぐに、主人が静岡県に転勤になり、鹿児島と静岡の遠距離恋愛を経て入籍。
入籍後も、新婚夫婦なのにまさかの遠距離夫婦生活がスタート!(笑)夫婦になって1年後、私も静岡県沼津市に移住をしましたが、主人が30歳になることを機に脱サラを決意しましたので、また1年後に主人の地元である大牟田に移住しました。
巡り巡って大牟田にたどり着いた感じですね。
Q.農業を始めたきっかけは?
結婚当初は自分が農業をやるなんて全く考えていませんでした。
確かに、主人の実家は農家だったので「まあ、いずれはやるのかな?」とは思っていましたが、まさかこんなに早くやることになるなんて…!
農業を始めることに抵抗はなかったのかってよく聞かれるんですが、私は全く抵抗がありませんでした。
多分、今まで自分が経験したことがないからかもしれません。
というのは、私は大学を卒業してから、上海留学や鹿児島移住、沼津移住など自分の知らない世界に積極的に飛び込んできました。
それは、挑戦することが好きで、そこで新しい自分を発見できることが本当に楽しいことでした。
なので、今回、主人と一緒に大牟田に帰って、農業を始めるってことに対しても、それを楽しみにしている自分がいることに気づきました。
「都会と田舎をつなぐ仕事をしたい」という想いは、農業を通して今でも実現したい夢のひとつです。
まずは、自分たちが始めた農業で作物を獲り、軌道に乗せていくことです。
それから、私たちだけでなく、周りの農家さんと一緒になって盛り上げていけるような仕組みを作りあげていければと思います。
大牟田には、人が集まるコミュニティスペースがいくつかあるので、商店街をはじめそのような場所を活用することも面白いと感じています。
あとは、夫婦の時間(家族の時間)をこれからも大切にしていくことです。
今まで遠距離の時期が長かったので、こんなにゆっくりと主人と過ごせる日がなかったんですよね。
近い将来、新しい家族が増える予定ですので、これからの大牟田ライフが本当に楽しみです。
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