『食品ロス』を減らすために、できることを考えてみませんか?
食品ロス
とは、「まだ食べられるのに、捨てられている食べ物」のことです。
日本の食品ロス量は、
およそ570万トン
と推計されています(令和元年度推計(農林水産省・環境省)
)。
これは、世界中で食料不足に苦しむ人々への食料援助量(2020年でおよそ420万トン)の、およそ1.4倍に相当します。570万トンのうち、事業系食品ロスは309万トン、家庭系食品ロスは261万トンとなっています。
本市においても未開封の食材等が、ごみとして捨てられている現状があります。
私たちには、食品ロスを減らすために
できることがあります
。
◇外食するときは・・・『3010運動』を!
飲食店では、食べ残しによる多くの食品ロスが発生し、ごみとして処理されています。
この食べ残しを減らす行動のひとつとして、宴会等で開始からの
30分間
とお開き前の
10分間
は自席で料理を楽しみ、できる限り食べ物を残さないようにする「
3010
(さんまる いちまる)運動」という取り組みがあります。
ぜひ、この3010運動を宴会等で取り入れて、食事を残さずおいしく楽しみましょう!
本市は「全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会」に参加して、食品ロス削減に取り組んでいます。
【掲載先はこちら↓】
市内では、福岡県が取り組む「福岡県食品ロス削減県民運動」のひとつで、
食品ロス削減に協力する
「食べもの余らせん隊」
に登録する
飲食店
等が増えています
。
【店舗の掲載先はこちら↓】
食べ残しによる食品ロスを少なくするためには、「料理を提供する側」の飲食店等だけでなく、「料理をいただく側」の市民一人ひとりの協力が不可欠です。宴会等の機会で活用いただくために、本市独自のリーフレットを準備しました。
【大牟田市】3010リーフレット(ポップ)
(PDF:417.3キロバイト)
◇家庭では・・・「定期的な冷蔵庫チェック」を!
家庭からの燃えるごみには、冷蔵庫などに入れられたままで調理されなかった、手付かずの食材が捨てられています。
食材の保存方法を工夫することで食材が長持ちし、料理時間の短縮にもつながることもあり、ガスや電気の節約にもなります。
また、冷蔵庫に食材の在庫表(種類と購入日など)を貼ったり、使う日やメニューを書いたりして使い切る工夫をすることで、食品ロスを減らすことができます。
家庭からの食品ロスの主な原因は以下の3つに分けられます
【直接廃棄】
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【食べ残し】
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【過剰除去】
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・買いすぎ
・長持ちしない保存方法
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・作りすぎ
・好き嫌い
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・調理技術の不足
・過度な健康志向
|
【環境省や消費者庁などで 様々な情報を発信しています】
・残った料理で作るリメイクレシピ
消費者庁公式キッチン
(クックパッド)
・「新しい生活様式」での食品ロス削減の工夫
消費者庁
(外部リンク)
・食品ロスポータルサイト
環境省
(外部リンク)
「もったいない」
の気持ちと工夫で、食品ロスを減らしましょう。