大牟田市住生活基本計画とは・・・
「大牟田市住生活基本計画」改定の背景
本市では、平成21年に、より良い住環境づくりを目指し、住宅政策の基本となる「大牟田市住宅マスタープラン」を策定し、住生活の安定及び向上の視点からさまざまな施策を推進してきました。
策定から概ね10年が経過し、少子高齢化の進行、深刻化する空家問題など、住宅や住環境を取り巻く社会情勢は変化しています。また、平成28年3月の住生活基本計画(全国計画)改定、平成29年3月の福岡県住生活基本計画の改定など、住宅政策も変化しています。
このような背景から、本市では、住宅・住環境をとりまく変化に対応した新たな政策に取り組むことで、人にやさしい住宅・住環境が形成されたまちを実現することを目的として、「大牟田市住宅マスタープラン」を「大牟田市住生活基本計画」として改定しました。

概要
大牟田市の住宅・住環境をとりまく課題を踏まえ、「誰もが住みやすい・ずっと大牟田に暮らしたいと思えるような住宅・住環境を整えていく」という理念に基づき、4つの基本方針を掲げます。
そして、「こんな暮らしを実現したい」・「こんな居住環境で暮らしを支えたい」というキーワードから住生活の将来像を設定しました。
また、その実現のため、3つの基本目標と施策目標及び施策を掲げます。
計画の期間
本計画の期間は、平成31年度から概ね10年間を計画期間とし、社会経済情勢の変化等に応じて適宜見直しを行います。
基本方針
1.人にやさしい住まい・住環境が形成されたまち
2.高齢期になっても、住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるまち
3.安心して子どもを産み育てることのできるまち
4.地域の魅力を積極的に発信するまち
住生活の将来像
誰もがずっと暮らしたい、魅力とやさしさがあふれる住生活
基本目標
1.良質な住宅ストックが循環する環境づくり
2.地域包括ケアシステムにつながる安心居住環境づくり
3.持続可能な大牟田であり続けるために魅力を見つけ発信する
推進体制
住まい・住環境に関する課題は、住宅以外の生活に関係する様々なことが要因となっていることも多くあります。
計画の実現に向けて、多様な連携強化を図り、施策を推進していきます。