「障害を理由とする差別解消の推進に関する法律(障害者差別解消法)」は、障害のある人に「合理的配慮」を行うことなどを通じて、障害のある人もない人も互いに、その人らしさを認め合いながら共に生きる社会(共生社会)を実現することを目指しています。
また、令和3年6月に公布された同改正法には、会社やお店などの民間事業者による合理的配慮の義務化などが盛り込まれており、公布の日から3年以内に施行されることになっています。
このような中、福岡県では、新型コロナウイルス感染対策として、新しい生活様式を実践することで生じる困りごとや、配慮の方法を知っていただくことを目的として、「新しい生活様式のもとでの障害のある人への合理的配慮」のリーフレットを作成しました。
また、事業者の皆さんが、接客や受付などの場面で具体的にどのような配慮をしたらよいのか、主な事例をイラストを用いて分かりやすくコンパクトに解説した「障害のある人への合理的配慮ガイドブック」を作成しています。
下記のURLより、どなたでも自由にダウンロードして御利用いただけますので、従業員研修や、障害のある人の受入のためのソフト面、ハード面の環境整備の検討に御活用ください。
1.新しい生活様式のもとでの障害のある人への合理的配慮リーフレット
ダウンロードに関しては、下記URLより福岡県のホームページへ移動し行ってください。
福岡県HP:URL https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/hairyo-corona.html
新しい生活様式によって生じる困りごとや配慮の方法を紹介しています。
2.障害のある人への合理的配慮ガイドブック
ダウンロードに関しては、下記URLより福岡県のホームページへ移動し行ってください。
福岡県HP :URL http://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/hairyo-guidebook.html
・施設利用、情報提供、意思表示の受領編
「施設利用、情報提供、意思表示の受領編」では、各事業分野に共通する基本的な配慮事項を紹介しています。
・分野別編
日常生活と関わりの深い、商品・サービス・役務の提供や医療等、7つの分野別にガイドブックを作成しました。例えば医療の分野では、受付、待合、診察、検査、入院といった場面毎に配慮すべきポイントを紹介しています。