インフルエンザや新型コロナウイルス感染症をはじめとする感染症の予防には、「手洗い」「マスクの着用を含む咳エチケット」「換気」などが有効です。ご家庭や職場など、普段の生活から感染防止の対策を心がけましょう。特に高齢者や基礎疾患のある方が感染すると、重症化するリスクが高まります。高齢者と会ったり、通院や大人数で集まったりするときは、マスクの着用を含めた感染症対策へのご協力をお願いします。
ドアノブや電車のつり革など、様々なものに触れることにより、自分の手にもウイルスが付着している可能性があります。外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前など、こまめに手を洗いましょう。
咳エチケット
くしゃみや咳が出るときは、飛沫にウイルスを含んでいるかもしれません。
ほかの人への感染を防ぐため、「咳エチケット」を心がけましょう。
咳やくしゃみなどの症状がありマスクを持っていない場合、または個別の事情によりマスクの着用が困難な場合等は、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を押さえ周囲の人からなるべく離れるなど、可能な対策を行いましょう。その際、ティッシュはすぐにゴミ箱に捨て、手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗いましょう。
「咳エチケット」を心がけることは、周囲にウイルス等をまき散らさない効果があるだけでなく、周りの人を不快にさせないためのマナーにもなります。
マスクの着用
咳やくしゃみなどの症状がある場合、ほかの人への感染を防ぐためにマスクを着用しましょう。
薬局やコンビニエンスストア等で市販されている不織布製のマスクの使用が推奨されています。
子どものマスクの着用については、健やかな発育・発達の妨げとならないよう配慮することも重要です。あわせて、個別の事情によりマスクの着用が難しい方々がいることへのご理解や、ご配慮をお願いします。
換気
適度な湿度を保つ
空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下します。乾燥しやすい室内では加湿器などを使って、適切な湿度を(50%~60%)を保ちましょう。