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日本脳炎の予防接種

最終更新日:
 

日本脳炎

  • 日本からフィリピン、インドあたりまで、東南アジアで流行している病気です。
  • 日本脳炎ウイルスは、ブタの体内で増殖するので、日本では西日本の農村部で養豚場の多い地域が特に問題なります。
  • 日本脳炎ウイルスに感染したブタの血を吸った蚊を介して、日本脳炎ウイルスが人の体の中に入って感染します。
  • 日本脳炎ウイルスに感染すると100~1,000人に1人が脳炎を発症し、そのうちの15%ほどが死亡するといわれています。
 

症状・経過

  • かかっても多くの人は症状が出ませんが、いったん発症すると重症化してしまう病気です。
  • 脳炎が起こるとけいれんや意識障害が生じて、障害が残ったり、また死亡したりする可能性が高い病気です。
 

合併症

  • 日本脳炎ウイルスは、夏に多いウイルス性髄膜炎を起こすことがありますが、通常はほとんど重症にはなりません。
 

効果・副反応

  • 日本脳炎ワクチンが有効です。
  • 通常はほとんど重症にはなりません。副反応としては。10%くらいの人は接種したあとが赤くなることがあります。

 

接種方法

 

対象者

大牟田市に住民登録がある下表の人。外国人登録者も含みます。  

 

 

接種スケジュール等

 
   

対象者

接種方法

第1期

初回

追加

 生後6月から生後90月に至るまでの間

 6日から28日の間隔をおいて2回接種

 第1期初回接種終了後、おおむね1年後に接種

第2期    9歳以上13歳未満  1回接種

 

 

接種料金

無料(全額公費で負担します)

   

 

説明書

 


日本脳炎の予防接種後に重い病気になった事例があったことをきっかけに、平成17年度から平成21年度の間、日本脳炎の予防接種の案内を控えていました。このことにより、接種を受ける機会を逃した人に対して、日本脳炎の接種回数(1期3回、2期1回)計4回のうち、未接種分を定期予防接種として、接種できます。
次の「日本脳炎予防接種の取扱いについての早見表」を参考に、未接種分を接種してください。

 

 


 

<参考>

日本脳炎の予防接種についてのご案内(厚生労働省ホームページ)

 

<13歳以上が接種を受ける場合>

保護者が説明書を読み、理解し、納得してお子様に予防接種を受けさせることを希望する場合に、同意書に自ら署名することによって、保護者が同伴しなくても予防接種を受けることができます。
保護者が同伴しない場合は、必ず同意書欄に必要事項を記載の上、接種医療機関に持参させてください。
なお、接種を受ける際は、あらかじめ接種医療機関にお問合せください。

 

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