BCG(結核)について 最終更新日:2022年5月2日 印刷 結核結核菌が肺や脳を包む髄膜などについて、炎症を起こします。患者が咳やくしゃみをしたときに飛沫(しぶき)とともに飛び散った結核菌を吸い込むと感染します。日本では、年間約17,000人がこの病気を発病しています。以前は多数の患者がいて、日本人の死因の第1位でしたが、現在は適切に治療薬を飲めば多くは治ります。患者のほとんどは高齢者ですが、若い人でも学校や職場で集団感染することがあります。 症状・経過初期症状は風邪と似ています。大人の場合は咳や痰が出ますが、小さな子どもでは、微熱だけが続いたり、熱が出ずに急に手足が麻痺したり、何となく元気がなくなったり、笑わなくなったりのどの症状がみられます。肺結核になることもありますが、肺には変化がないまま髄膜炎などの変化が起こることがあります。3~4歳以下、特に1歳未満は、重症化しやすい病気です。 合併症3~4歳以下の場合は、粟粒結核という重症の肺結核になったり、脳を包む髄膜に炎症が広がる髄膜炎になると死亡したり、重い脳障害の危険性が高くなります。 効果と副反応スタンプ式のBCGワクチンで予防できます。生まれつきの免疫がとても弱い病気(先天性重症免疫不全)の子どもの場合には、BCGワクチンの接種を受けた後、まれに全身にBCG菌が広がることがあります。接種して2~3週間後に腫れてきて、膿が出ることがありますが、数か月で事前に治癒します。1%以下のまれなケースですが、接種して1~2か月後に脇の下のリンパ節が腫れることがあります。 接種の方法 対象者 大牟田市に住民登録がある生後12月に至るまでの乳幼児。外国人登録の人も含みます。 接種スケジュール等対象者回数 12月に至るまでの間にある乳幼児1回 【標準的な接種期間】 生後5月に達した時から生後8月に達するまでの期間 持参するもの母子健康手帳と本人確認ができる書類(大牟田市民であることが証明できるもの) 接種料金無料(全額公費で負担します) 説明書 BCGワクチン予防接種説明書(PDF:461キロバイト) 注意事項ワクチン接種を希望する際には、事前に医療機関に電話などで予約を行ってください。体調の良いときに受けてください。予診票は、医師への大切な情報です。よく読み、保護者が責任を持って記入しましょう。予防接種法に基づく予防接種によって引き起こされた副反応により、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障が出るような障害を残すなどの健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく補償を受けることができます。予防接種の後に、熱が出たり、はれたり、しこりが出たりすることがあります。このため、接種前には、必ず医療機関から配布された注意事項を読んでください。また、接種前後は、医師からの説明を受けてください。