大牟田市消防本部では、令和2年11月27日(金)、消防安全衛生委員会の年間行事計画に基づき、『こころとからだの健康づくり』の推進活動の一環として『ハラスメント対策研修会』を実施しました。実施するにあたり新型コロナウイルス感染症対策として、マスク着用、手指消毒、室内の喚起を徹底するとともに、全ての机にアクリルパーテーションを設置しました。
当研修会は、一般財団法人地方公務員安全衛生推進協会のご支援により開催し、当日は業務部長 渡辺 大士(ひろし)様より、ご挨拶ならびに公務災害・健康状況等の現状についてご報告いただきました。
冒頭の挨拶では、馬場消防長が組織のトップとして「全ての職員は、その家族にとって自慢の娘や息子であったり、尊敬されるお父さんやお母さんであったりする。そのような人たちを職場のハラスメントで苦しめたりするようなことは絶対に許しません」と力強く宣言されました。
 |  |
(馬場消防長の挨拶) | (会場の様子) |
昨年に引き続き、兵庫県こころのケアセンター 上席研究主幹 大澤 智子 様を講師にお招きし、全職員を対象に、ハラスメントについての正しい知識、対策及び部下の指導方法等についてご講演いただきました。
講師は、総務省消防庁緊急時メンタルサポートチームメンバーとして数々の災害現場でご活躍され、また、全国各地の消防職員向けにご講演されているため、実体験に基づく消防職員の生の声を紹介していただき、組織全体でハラスメントの予防及び対策の重要性を改めて実感したところです。
今後も、全職員を対象とした研修会を継続的に実施し、良好な人間関係、職場環境そして心身の健康づくりの向上を目指します。
 |  |
(大澤 智子 様) | (研修の様子) |