(大牟田市内で)世界アルツハイマーデー(
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月21日)直近の日曜日である9月20日に第17回ほっとあんしんネットワーク模擬訓練を開催しました。この訓練では、認知症の人が行方不明になったという設定で、家族からの通報~連絡~捜索~発見・保護という一連の流れを実際に行います。
今年は「安心して暮らすためのセーフティネットを維持・運用しながら当事者の個別性を理解しよう」を目標に、訓練当初より持ち続けてきた人命を守るための地域ネットワークの充実と認知症への理解に当事者個別支援の視点を加えた啓発を訓練の両輪として取り組みました。
コロナウイルスや7月豪雨災害の影響がある中ですが、当日は6校区で模擬訓練及び認知症に関する取組みが行われ、437名の市民が参加しました。本部外出者役は、10時30分ごろ中友校区において子ども民生委員により発見・保護されました。また、当日以外にも様々な校区で認知症の取組みを行っています。
認知症等により行方不明となった人を無事に保護するためには、どれだけ早く周りの人が本人のSOSに気づいて、声をかけられるかがとても重要です。
また、それとともに周囲の見守りが本人にとって暮らしやすいものとなるように当事者個別支援の視点を知ることも大切です。(大牟田市では、その両方を学べるように認知症サポーター養成講座の内容を改善しながら講座を実施していますので、ぜひお問い合わせください。)
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