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現代社会は時代の変化とともに価値観や生活形態が多様化し、住民と地域の関わりが希薄となり、
地域が本来持っている互いに協力し、助け合う機能が低下しています。
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また、少子高齢化や核家族化が進む中、地域では高齢者世帯や高齢単身世帯の増加といった課題
も大きくなっています。
その他にも、防犯、防災、福祉、環境、教育、文化など、住民の生活に直結する地域課題や住民
ニーズが多様化し、複雑になってきており、その対応のすべてを行政サービスで充足することや、
安心安全な住みよい地域社会を行政施策だけで実現することは難しくなってきています。
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このような事情を背景に、地域コミュニティの再生ということが社会的に注目されており、各市町
村はもちろん、県や国も地域コミュニティに関する検討を行うなど新たなまちづくりへの取り組みが
進められています。
小さな拠点情報サイト(内閣府)
(外部リンク)
地域コミュニティ情報(福岡県)
(外部リンク)
本市では、従来地域のまちづくりの核となってきた町内公民館の加入数の減少に象徴されるように、
地域組織の弱体化が進んでおり、まちづくりの担い手や後継者の不足は地域コミュニティの維持すら
困難な状況をつくりだしています。
そのため、それぞれの地域に住むみんなが、地域の目指す方向性を共有し自らの力で住みよいまち
づくりに取組み、地域の連帯感に支えられた地域コミュニティの再生を進めるための組織づくりが必
要となっています。
そこで、本市では、地域コミュニティの形成に向けて、市民みんなが将来像を共有し、共通の目標
に向かって進んでいけるよう、「大牟田市地域コミュニティ基本指針」を策定しています。
大牟田市地域コミュニティ基本指針(PDF:4.78メガバイト) 