大牟田市トップへ
文字サイズ変更 拡大標準
背景色変更 青黒白
何をお探しですか?

定例市長会見 令和3年4月26日開催

最終更新日:

市長報告・発表案件

(1)令和2年7月豪雨の被災者支援制度の継続について

 ・令和2年7月豪雨災害の被災者支援について、継続事業を説明するもの。 

 

 

 令和2年7月豪雨で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
市では、社会福祉協議会に設置している地域支えあいセンターを中心に、地域の民生委員・児童委員のご協力もいただきながら、被災された皆様を訪問させていただいております。こうしたなか、未だ支援制度を利用できていない市民の方もいらっしゃることを想定し、国・県の制度で申請期限が終了した支援策の一部について、市独自で継続して支援させていただくこととしました。
また、令和3年度も継続して利用できる支援制度もありますことから、内容を確認され、早めに申請手続きを行っていただくようお願いいたします。

(※以下、資料に基づき説明)

復旧・復興は、まだ始まったばかりです。今後も支援ニーズを把握し、被災した皆様に寄り添った支援に取り組んで参ります。

 

(2)新型コロナウイルスワクチン接種の今後の予定について

 ・4月下旬に開始した高齢者に対する新型コロナウイルスワクチン接種について、

 現在の状況と今後の予定について説明するもの。

 

 新型コロナウイルスのワクチンにつきましては、4月18日に1箱(975回分)のワクチンが大牟田市に配分されました。加えて、今週にも1箱のワクチンが本市に配分される予定となっております。優先接種の対象となる、今年度65歳以上になられる高齢者の方、約42,800人に対して、当面配分されるワクチンの量が限られているため、クラスター防止の観点から、先ずは高齢者施設での巡回接種を実施することとしております。
特に、重症化しやすい特別養護老人ホームの入所者に対して4月20日から接種を開始したところです。
 また、先日、5月3日の週に4箱のワクチンが配分されるとの連絡を受けましたので、今後、年齢の高い方から順に接種券(クーポン券)を送付し、コールセンターでの予約を受け付けてまいります。今回のワクチンの配分量を踏まえ、まずは本日、4月26日に、今年度90歳以上になられる方へ接種券を送付することとしております。接種方法については、5月16日から接種実施医療機関での個別接種及び、小学校及び大型商業施設を巡回しての集団接種を開始する予定としているところです。
 平日(土曜日も一部の医療機関では実施)は、かかりつけ医などの市内約60か所の医療機関で、また、日曜日には、小学校やイオンモール、ゆめタウンで接種を受けることができるよう大牟田医師会をはじめ関係機関の協力を得ながら準備を行っております。
予定している具体的な接種会場や実施予定の医療機関については、資料に掲載のとおりでございます。
 今後も、市民の皆様が安心して円滑にワクチン接種を受けることが出来るよう着実に取組みを進めてまいります。

 

 

 

 

記者クラブからの質問

 

(1)大牟田市動物園80周年に向けた取組みについて

・大牟田市動物園80周年ロゴの募集が始まったが、その他、10月1日に向けた今後の動きを伺いたい。

 

 

 大牟田市動物園は、本年10月1日に開園80年を迎えますことから、指定管理者や動物園のスタッフの皆様とも連携・協力しながら、様々な記念事業を実施することとしております。現在、「80周年記念ロゴコンテスト」の募集を行っているほか、イオンモール大牟田内に展示ブースを設け、動物の実寸大パネルや解説パネルを展示する「パネルどうぶつえん」を実施しているところです。
 また新たに、本日お知らせしておりますとおり「動物園80周年写真展」に取り組むことといたしました。この写真展は、来園者の皆様が動物園内で撮影された写真を募集し、時代別に取りまとめて園内のレクチャールームに展示することで、市内外の皆様から長く愛され続けてきた動物園の歴史を、皆様の思い出とともに、振り返るものです。
 さらに、6~7月頃に、クラウドファンディングを開始し、記念すべき80周年の取組みを映像にして、後世に残すプロジェクトを展開する予定です。そして、10月1日には、園内で80周年記念式典を行い、現在、募集している記念ロゴを発表するほか、翌2日には、映画「いのちスケッチ」の上映会や、瀬木監督と出演者をお招きしてのトークショーを行う予定としております。
 なお、10月1日は、「ともだちや絵本美術館」の開館予定としておりますことから、連携したオープニングイベントなども検討しているところでございます。各種イベントの詳細が決まりましたら、随時、皆様にお知らせをしてまいります。
 さまざまな、80周年記念事業を通じて、市内外に大牟田市動物園の魅力を発信するとともに、この機会に多くの皆様に、動物園の魅力に触れていただきますことを、期待しております。

 

(2)出水期に備えた取組みについて

・まもなく、令和2年7月豪雨災害後はじめての出水期だが、その時期を迎えるにあたっての防災に対する考え方と、新規で取り組むものがあれば伺いたい。

 

 今年の出水期に向けて、昨年の災害から1年間でできる限りの対策を講じ、防災・減災に万全を期してまいりたいと考えております。
このため、令和2年7月の豪雨災害以降、これまでに以下の対策を行ってまいりました。
(1)三川ポンプ場の増強(排水能力50㎥/分)
(2)三川地区の排水路拡張
(3)止水壁の設置による三川ポンプ場の耐水化
(4)河川、水路、側溝及び調整池の浚渫
(5)ため池(2箇所)と河川(7箇所)への水位計の設置
(6)消防本部配備のボートの追加配備(出張所3艇)
 加えて、今後出水期までに以下の対策を実施することといたしております。
(1)防災専用ネットワークシステムの構築(市役所内の各部局が把握した情報を防災部局に集約し各部局と共有できるシステムの構築、避難所や被害現場を調査する職員への端末機の配備)
(2)テレビの文字データ放送や無料通信アプリ「ライン」を活用した新たな広報手段の実施
(3)防災専用ホームページの構築(避難所状況や市内被災状況の市民への周知)
(4)昨年の豪雨における浸水実績マップの作成及び全戸配布
(5)ポンプ場への水位状況把握のための監視カメラの設置
(6)アンダーパス構造の道路(北磯アンダーパス)と船津新川(新船津橋)などへの監視カメラの設置
(7)災害対策本部設置運営訓練の実施(5月26日実施)

 ただし、これらの全てを実施しても、必ずしも災害を完全に防ぐことはできません。
市民の皆様には、「災害はいつでも、どこでも、誰にでも起こる」「自分の身の安全は自分で守る」という考えも常にお持ちいただきたいと思います。
 また、地域の方にお声掛けいただき、地域ぐるみで日頃から災害に対する備えをしていただくとともに、今一度、ご自身のお住まいをハザードマップでご確認頂くなど、命を守る備えを進めていただくことが重要です。
 本市といたしましては、市民の皆様や地域、事業所、関係団体等が連携しながら、「災害に強いまちづくり」を推進してまいりますので、ご理解、ご協力をお願い申し上げます。

 

このページに関する
お問い合わせは
(ID:15295)

重要なお知らせ

カウントダウン

注目情報

トピックス

ページの先頭へ