定例市長会見 令和3年8月2日開催
市長報告・発表案件
(1)新型コロナウイルスワクチンの接種状況について
・大牟田市における接種状況と今後の見込みに加え、優先接種の実施方針について報告するもの。
新型コロナウイルスワクチンの接種状況について報告します。
本市では、7月25日までに45,416人が1回目の接種を終え、そのうち28,745人が2回目の接種まで終了されています。
令和3年4月1日の人口111,356人に対して、1回目の接種率が40.8%、2回目の接種率が25.8%となっております。
これは、国が公表している7月25日現在の全国平均の1回目の接種率 36.4%、2回目の接種率24.8%、県平均の1回目の接種率33.1%、2回目の接種率21.2%を若干上回っております。
現在は、55歳以上の方の接種予約を受け付けておりますが、当初の予定どおり、
8月16日からは45歳から54歳までの方の予約を開始することとしております。
さらに、40歳から44歳の方の予約も8月30日から開始する予定です。
40歳未満の方については、今後、国からのワクチンの配分状況に合わせて、
年齢の高い方から順に予約を開始することとしており、予約開始時期については、別途、ホームページやSNS等でご案内いたします。
次に、優先接種については、まずは、(1)保育所等の児童福祉施設や幼稚園の職員、(2)小・中・特別支援学校の教職員、
(3)高齢者介護・障害福祉サービスの従事者を対象に実施することとしました。
これまでに、県と連携して、6月26日から県の広域接種センターにおいて接種を進め、
対象者である約1,900人のうち約1,000人の方が1回目の接種を終えています。県の広域接種センターは7月末で終了したことから、
県のセンターで接種できなかった方については、市独自の優先接種を8月16日より実施し、接種を進めてまいります。
今後は、接種対象者が、順次若い世代へ移ってまいります。
若い方の中には、「重症化のリスクは低い一方で、副反応が怖い」などの考えから、接種に消極的な方もいらっしゃいます。
また、SNS等では、ワクチン接種で「不妊になる」とか「遺伝情報が書き換えられる」といった、
不安をあおるような根拠のない情報やデマも拡散されています。
このため、ワクチンに関する情報については、厚生労働省などの信頼性の高い情報源から正しい情報を入手していただくことが重要であることから、若い方がワクチン接種に対して誤解したり過度の不安を抱いたりしないよう、
今後、市のSNS等を活用して正しい情報を積極的に発信していきたいと考えております。
本市としましては、接種を希望する方が安心して円滑にワクチンを接種できるように、
(2)消防団員の加入促進事業について
・消防団員の加入促進事業の取組みについてお知らせするもの。
今回の事業では、消防団員募集のPR動画を作成し、令和3年8月6日から令和4年2月3日までの約6ヶ月間、
映画館のスクリーンでCMとして上映します。
今回、福岡県内では、初めての取組みとして、消防団員募集のPR動画を作成し、
「セントラルシネマ大牟田」において、令和3年8月6日から令和4年2月3日までの約6ヶ月間、全7か所のスクリーンでCMとして上映致します。
この事業は、総務省消防庁の「企業・大学等との連携による女性・若者等の消防団加入促進事業」を活用して実施するものです。
30秒という短い映像ですが、映画館におみえになる、あらゆる世代に対して、
巨大なスクリーンと大音響により、このPR動画が記憶に残るものになると考えています。
このCMを通じて消防団の活動を紹介することにより、消防団への入団促進に繋がることを期待しています。
また、消防団に対する認知と理解が深まり、消防団を応援しようという気運の醸成や、
「消防団協力事業所」と「消防団応援の店」の登録拡充にも繋がることを期待しています。
これらの取組みが、消防団員としての更なるやる気・やりがいにも繋がるものと考えています。
映画館にお出かけの際には、是非、このPR動画をご覧いただき、消防団への理解を深めて頂ければ幸いです。
その他
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