第2回『理学療法士』8月5日実施

大牟田市立病院リハビリテーション科の橋本先生と松本先生を講師に迎え、理学療法士の仕事について教えていただきました。
はじめに理学療法士の仕事内容について紹介があり、次に「とつげきインタビュー」と題して、たくさんの質問に答えていただきました。「どうして理学療法士になろうと思ったの?」「なるために頑張ったことは?」「仕事をしていて楽しいこと・大変なことは?」などの話を子どもたちはメモを取りながら真剣にきいていました。
続いて、リハビリテーション室へ移動し、6つのコーナーに分かれた11種の体験を順番にまわりました。子どもたちは、実際に装具を装着して歩いて難しさを体感したり、見たことも使ったこともない器具に驚いたりしながら、体験していました。
参加した子どもたちは「理学療法士は、人を助けるために大変頑張っていると気づいた」「理学療法士になりたいと思った」「こんなお仕事もあると分かったし、いろいろなことが知れたので良かった」など、将来を考えるキッカケに繋がったようでした。

車いす

松葉杖

平行棒

装具の説明

装具の装着

セラバンド

エルゴメーター

レッグプレス

チェストプレス・プッシュアップ

重錘滑車(じゅうすいかっしゃ)

ティルトテーブル
参加してくれた子どもたちの質問に講師の方から回答が届きました!

Q.子どもも、リハビリなどをしますか?
A.子どものリハビリも行います。対象の例は以下の通りです。
- 生まれつき障害のある子どものリハビリ
- 発達が遅い子どものリハビリ
- ケガをした子どものリハビリ
- 病気をした子どものリハビリ
これらの病気やケガなどで、手足が不自由な子どもさんもおられるので、そんな子どもさんに対してリハビリを行うこともあります。
子どものリハビリは「遊び」を通して行うことが多いですので、楽しくリハビリができます。
第1回『うどん職人』7月31日実施

本格手打うどん・そば「ねごろ屋」より根来さんを講師に迎え、うどん職人の仕事について教えていただきました。
はじめに材料や作り方の説明を受けながら、うどん生地を踏む体験をしました。子どもたちは、最初柔らかかった生地が重ねていくほどかたくなり、踏むのが大変になることを体感していました。次に、熟成した生地がどれくらい柔らかくなったかを実際に触って、足踏みした時と感触が違うことに驚いていました。最後は、うどん生地を伸ばして切る様子を近くで見学させていただき、普段見ることができないうどん職人の仕事を学ぶ貴重な経験となりました。
続いて、講師が夢を叶えた先輩として、うどん職人を目指すキッカケやうどん職人になるために頑張ったこと、仕事をしていて楽しいこと・大変なことなどをお話いただきました。また、子どもたちへ"感謝の気持ちをすごく大事にして欲しい"と熱いメッセージをいただきました。講師の思いや生き方が子どもたちへ伝わり、1つの職業として「うどん職人」を知るとともに、子どもたちが自身の将来について考え、家庭でも話す機会にも繋がったようです。

足踏みをする前のうどん生地

体重をかけて足踏み

真ん中から外へ平らになるように…

生地を重ねては踏むを繰り返す

コシがあるうどんを目指して踏む!

1日寝かせて熟成した生地

柔らかくなっていてビックリ!

いよいよ生地を伸ばして切ります

麺棒で生地を均等に!

トントンとリズミカルに麺を切る

うどんの麺、完成!
参加してくれた子どもたちの質問に講師の方から回答が届きました!

Q1.うどんの仕上りは毎日違いますか?
A1.気温と湿度で毎日違います。手の感覚で確かめながら調整していきます。
Q2.通常時のうどん生地は、どのくらい踏みますか?
A2.約20~30分
Q3.好きなメニューはなんですか?
A3.そば
Q4.どうやったらうどん職人になれますか?
A4.うどん屋さんで修行をする。行動すること。
Q5.何時間働いていますか?
A5.14時間/1日

10月に中学生を、来年2月頃に小学4~6年生を対象に、各1回ずつ開催を予定しています。お楽しみに!