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令和7年度子ども未来デッサンを開催しました!(映像を制作する人)

最終更新日:

令和7年度の講座の様子をご紹介


 子ども未来デッサン事業は、様々な職業で活躍されている方々を講師に招き、今までの人生談や今の仕事に就いたキッカケなどのお話を聞く講座となっています。
 子ども達が自分の夢や将来像を描き、その実現に向けて歩み出すキッカケとなることを目指して講座を開催しています。


第3回『映像を制作する人』10月26日実施

講話の様子

 今回の講座は中学生を対象に、市内で活躍する「+ I DESIGN(プラス・アイ・デザイン)の岩倉さんをお迎えして、動画制作の企画・撮影・編集などの全行程を行う映像作家の仕事について教えていただきました。
 講話では、映像に関わる多種多様な経歴・職歴を持つ講師だからこそ話せる「映像に携わる職業」、「映像配給・公開・宣伝に携わる職業」を教えていただきました。
 職業体験では、実際にプロの撮影機材を使用して「自己紹介動画」を撮影しました。カメラだけでも3台あり、マイクやカメラ映像の切り替え等を行うスイッチャー、照明などの機材について操作説明を受け、順番にすべての体験をしました。あわせて、映像を制作するための「企画づくり」もワークシートを使って行いました。
 参加者からは、「映画などの映像ができるまでにたくさんの人が関わっている」という驚きや「カメラやマイクを使ったことがなかったけれど、使うことができてよかった」との声があがっており、貴重な講話や体験を通して将来の選択肢の幅が広がったようでした。

  • 個別に撮影機材の説明を受ける様子

    機材について説明を受けます

  • スイッチャーから見た職業体験の様子

    スイッチャーから見た撮影風景

  • 自己紹介動画作成風景

    出演者にカメラとガンマイクを向けます

  • 参加者がカメラの操作方法を講師に習う様子

    出演者にカメラのピントを合わせます

  • 講師がガンマイクの持ち方を参加者へ教える様子

    ガンマイクはカメラに映り込まないように…

  • 参加者が企画づくりのワークシートに書き込む様子

    企画づくりに頭を悩ませます


参加してくれた子どもたちの質問に講師の方から回答が届きました!

Q1.何が1番大変でしたか?
A1.近年、デジタル機器や技術の進歩が速く、常に新しい機器や技術を学び、それを実際に仕事の中に取り入れ新たなチャレンジを行うことが毎回大変です。
またそれに合わせ、高価な機材を導入するための仕事づくりが何より大変です。

Q2.収入はいくらですか?
A2.地方でのフリーランスの映像制作者の年収だと200~600万円程度が多いかなと思います。

Q3.カメラ機材すべてでいくらかかりますか?
A3.仕事内容によってはカメラ複数台必要になります。
また、それに合わせカメラのレンズや三脚・マイク・照明なども複数台必要になります。
それ以外にもそれぞれの装備品や、こまかな備品が多く必要になります。
総額になると300万円程度はかかります。  

はじめはカメラ1台で10~30万円から始めることも出来ます。
今はスマホでの撮影から始める方も多くいます。


第2回『理学療法士』8月5日実施

講話の様子

 大牟田市立病院リハビリテーション科の橋本先生と松本先生を講師に迎え、理学療法士の仕事について教えていただきました。
 はじめに理学療法士の仕事内容について紹介があり、次に「とつげきインタビュー」と題して、たくさんの質問に答えていただきました。「どうして理学療法士になろうと思ったの?」「なるために頑張ったことは?」「仕事をしていて楽しいこと・大変なことは?」などの話を子どもたちはメモを取りながら真剣にきいていました。
 続いて、リハビリテーション室へ移動し、6つのコーナーに分かれた11種の体験を順番にまわりました。子どもたちは、実際に装具を装着して歩いて難しさを体感したり、見たことも使ったこともない器具に驚いたりしながら、体験していました。

 参加した子どもたちは「理学療法士は、人を助けるために大変頑張っていると気づいた」「理学療法士になりたいと思った」「こんなお仕事もあると分かったし、いろいろなことが知れたので良かった」など、将来を考えるキッカケに繋がったようでした。

  • 車いす体験

    車いす

  • 松葉杖体験

    松葉杖

  • 平行棒の体験

    平行棒

  • 装具の装着体験

    装具の説明

  • 装具の装着体験

    装具の装着

  • セラバンド体験

    セラバンド

  • エルゴメーター体験

    エルゴメーター

  • レッグプレス

    レッグプレス

  • プッシュアップ・チェストプレス.

    チェストプレス・プッシュアップ

  • 重錘滑車

    重錘滑車(じゅうすいかっしゃ)

  • ティルトテーブル

    ティルトテーブル


参加してくれた子どもたちの質問に講師の方から回答が届きました!

講師の写真

Q.子どもも、リハビリなどをしますか?
A.子どものリハビリも行います。対象の例は以下の通りです。

  • 生まれつき障害のある子どものリハビリ
  • 発達が遅い子どものリハビリ
  • ケガをした子どものリハビリ
  • 病気をした子どものリハビリ

これらの病気やケガなどで、手足が不自由な子どもさんもおられるので、そんな子どもさんに対してリハビリを行うこともあります。
子どものリハビリは「遊び」を通して行うことが多いですので、楽しくリハビリができます。


第1回『うどん職人』7月31日実施

うどん職人の集合写真

 本格手打うどん・そば「ねごろ屋」より根来さんを講師に迎え、うどん職人の仕事について教えていただきました。
 はじめに材料や作り方の説明を受けながら、うどん生地を踏む体験をしました。子どもたちは、最初柔らかかった生地が重ねていくほどかたくなり、踏むのが大変になることを体感していました。次に、熟成した生地がどれくらい柔らかくなったかを実際に触って、足踏みした時と感触が違うことに驚いていました。最後は、うどん生地を伸ばして切る様子を近くで見学させていただき、普段見ることができないうどん職人の仕事を学ぶ貴重な経験となりました。
 続いて、講師が夢を叶えた先輩として、うどん職人を目指すキッカケやうどん職人になるために頑張ったこと、仕事をしていて楽しいこと・大変なことなどをお話いただきました。また、子どもたちへ"感謝の気持ちをすごく大事にして欲しい"と熱いメッセージをいただきました。講師の思いや生き方が子どもたちへ伝わり、1つの職業として「うどん職人」を知るとともに、子どもたちが自身の将来について考え、家庭でも話す機会にも繋がったようです。


  • 講師が踏む前のうどん生地を紹介する様子

    足踏みをする前のうどん生地

  • うどん生地の足踏みの様子

    体重をかけて足踏み

  • うどん生地の足踏みの様子

    真ん中から外へ平らになるように…

  • 講師によるうどん生地の説明

    生地を重ねては踏むを繰り返す

  • うどん生地の足踏みの様子

    コシがあるうどんを目指して踏む!

  • 子どもたちが寝かせたうどんの生地を触る様子

    1日寝かせて熟成した生地

  • 子どもたちが寝かせた生地を触る様子

    柔らかくなっていてビックリ!

  • うどんの手打を見学する様子

    いよいよ生地を伸ばして切ります

  • うどんの手打を見学する様子

    麺棒で生地を均等に!

  • うどんの麺を切る様子
    トントンとリズミカルに麺を切る
  • 切った麺を持ち上げる講師

    うどんの麺、完成!


参加してくれた子どもたちの質問に講師の方から回答が届きました!

講師の写真

Q1.うどんの仕上りは毎日違いますか?
A1.気温と湿度で毎日違います。手の感覚で確かめながら調整していきます。

Q2.通常時のうどん生地は、どのくらい踏みますか?
A2.約20~30分

Q3.好きなメニューはなんですか?
A3.そば

Q4.どうやったらうどん職人になれますか?
A4.うどん屋さんで修行をする。行動すること。

Q5.何時間働いていますか?
A5.14時間/1日


エンブレム色無し


10月に中学生を、来年2月頃に小学4~6年生を対象に、各1回ずつ開催を予定しています。お楽しみに!

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