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定例市長会見 令和4年8月3日開催

最終更新日:

市長報告・発表案件

(1)令和4年7月の大雨における早期の避難情報の発令について

  7月5日から19日の間の台風4号の接近や大雨に係る本市の災害対応について説明します。




本市では、本年7月5日から19日までの間、台風第4号の接近や大雨により、浸水被害や道路冠水などの被害が発生しました。被災された市民や事業所の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。

この間、本市では、災害対策本部を設置し、避難所の開設をはじめ、市民の皆様へ避難情報等の広報や被害現場の応急復旧などの災害対応を行ったところです。

特に、7月15日及び18日においては、九州北部全域に線状降水帯の発生予測が出されました。当市としましては、気象台からの大雨警報等の発表を待つことなく、暗くなる前の夕刻に、「警戒レベル3 高齢者等避難」の避難情報発令及び指定避難所28ヶ所の開設を行い、市民の皆様に大雨への警戒と避難を呼びかけました。

その理由としましては、15日は、有明海が1年のうちでも高い潮位となる大潮にあたり、この満潮の時刻に時間雨量50mmの非常に激しい雨が予報されておりました。加えて、線状降水帯の発生予測が発表されたことから、避難情報発令を判断したところです。

次に18日は、有明海の潮位は15日よりやや低くなったものの満潮時に時間雨量50mmの非常に激しい雨が予報されたこと、また未明から午前中にかけて時間雨量70mmの時間帯も予報されていたこと、加えて、気象台から線状降水帯の発生予測が発表されたことから、避難情報の発令を行いました。

両日の避難情報発令にあたっては、線状降水帯の発生予測だけでなく、有明海の潮位や雨量の予報等により、浸水害や洪水、土砂災害の危険性を想定し、総合的に判断したところです。

実際は、15日には線状降水帯は発生せず、18日の大雨でも線状降水帯の発生はあったものの、幸いにして本市周辺での発生には至らず、両日とも大きな被害はありませんでした。

結果として避難の必要がなかったとしても、「被害が無くて良かった」、「空振りで良かった」と捉え、今後も最悪の事態を想定して、早めの対応を行ってまいりたいと考えておりますので、市民の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

これから台風シーズンを迎えます。市民や事業所の皆様におかれましては、日頃から気象情報や避難情報等をご確認いただき、普段から避難の準備や、命を守る備えを行っていただきますよう、重ねてお願い申し上げます。



(2) 学童保育の預かり時間延長について

  学童保育所及び学童クラブの預かり時間について、現在、午後6時までとしておりますが、利用者等のニーズを踏まえ、令和5年4月1日から午後7時までと します。




本市の学童保育所及び学童クラブの預かり時間につきましては、現在、午後6時までとなっております。

この預かり時間につきまして、利用者や市議会等から、保護者が勤務の都合で閉所の時間に間に合わないことがある等の理由により、預かり時間の延長をしてほしいとの要望があり、検討を行ってきたところです。

今回、預かり時間の延長に向けて、他市の状況や利用者等のニーズを改めて把握しますとともに、運営事業者と、延長の実施方法や支援員の確保などの課題について協議を重ねてまいりました。

そうした中、運営事業者にも一定のご理解をいただき、令和5年4月1日から、預かり時間を午後7時までに延長する方針を固めましたので、ご報告させていただきます。

今後、今年度末で指定管理期間、業務委託期間が終了します学童保育所及び学童クラブ合計11施設につきましては、午後7時までの開所を要件として、指定管理者及び業務委託者を公募いたします。また、今年度の公募対象とはなっていない8施設につきましても、運営事業者と引き続き協議を行い、令和5年4月1日以降、順次延長を実施する予定としております。

併せて、9月議会におきまして、学童保育所条例の改正を提案させていただく予定です。

なお、学童保育所及び学童クラブの利用料につきましては、保護者の負担軽減を図る観点から、預かり時間の延長に伴う利用料の追加は行わないこととしております。

今後とも、「子育て世代に魅力的なまちづくり」を進めるため、引き続き、安心して子どもを産み、育てることができる環境の整備に取り組んでまいります。




      • クラブからの質問

        (1) 5月から開始した電子図書館について

      登録者数や利用状況について伺いたい。

      •  



    「ありあけ圏域電子図書館」につきましては、大牟田市、柳川市、みやま市、長洲町の4市町の共同運営により本年5月1日からサービスを開始し、ちょうど3か月が過ぎたところでございます。

    電子図書館の登録数は、7月31日現在、4市町合計で69,020件となっており、内訳は、大牟田市:29,656件、柳川市:16,855件、みやま市:9,636件、長洲町:12,873件となっております。

    次に利用状況については、7月31日までの4市町合計の貸出回数は、13,960回となっております。内訳は、大牟田市が10,833回で全体の約78%を占めており、柳川市が1,304回、みやま市が1,158回、長洲町が665回となっております。

    この期間中の本市における図書貸出冊数は、図書館及び電子図書館合計で120,033冊となっており、約1割が電子図書の貸し出しとなっております。このような状況から市民の皆さんに電子図書館が徐々に浸透してきているものと考えております。

    今後も4市町で協力して「ありあけ圏域電子図書館」の利用促進に努めてまいります。


    (2) 新型コロナウイルス4回目ワクチン接種について

      対象者数に対してどの程度接種が進んでいるか。

     

     


    新型コロナウイルスワクチン、4回目の接種状況についてお答えします。

    4回目接種に関しては、重症化予防を目的とされており、そのため重症化リスクの高い60歳以上の方や基礎疾患等を有する方を対象とされました。

    本市では、7月31日までに8,983人が4回目接種を済まされております。接種者の内訳としては、60歳以上の方が8,885人、基礎疾患等を有する方が98人となっております。3回目接種を終了された60歳以上の方41,779人に対する4回目の接種率は、7月31日現在21.3%となっております。

    今後、8月までに約12,000件の予約が入っていることから、8月末時点の接種率は約50.0%以上となるものと見込んでおります。

    また、先般、国でワクチン接種方針の見直しが行われ、医療従事者や高齢者施設等の職員が対象に加えられたところです。

    このため、医療従事者等の接種に向けて、各医療機関等から対象者(※1)のリストの作成・提出を求めているところであり、速やかに提出いただいたところでは既に接種を開始されており、順次接種を進めてまいります。

    現在、新型コロナウイルス感染が拡大しています。市民の皆さまには、マスクの正しい着用、手洗い・手指消毒、三密の回避や換気の実施など、基本的な感染防止対策の徹底とともに、3回目、4回目のワクチン接種をぜひご検討いただきますようお願いいたします。

      (※1)医療従事者、高齢者施設等で対象者が約8,500人

    (3) 大蛇山まつりについて

      新型コロナの市内感染者数が17日に192人、21日は289人とかつてない数となっている。多数の人が集まる大蛇山まつりは、まつり振興会長が中止を決めるべきではなかったか。

     

     


    3年振りとなりました、今年のおおむた「大蛇山」まつりは、7月16、17日の港まつりにはじまり、同23、24日の大正町おまつり広場行事をもって終了いたしました。まずは、まつり開催に当たり多くの関係機関、団体、市民の皆様にご協力、ご尽力いただきましたことに深く感謝申し上げます。

    コロナ禍における今年のまつり開催については、おおむた『大蛇山』まつり振興会において、何度も検討・協議を重ね、まつりの伝統を継承し、まちの活性化を図るため、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を徹底して、開催することといたしました。感染対策の徹底にあたっては、福岡県の指導のもと感染対策ガイドラインを策定するとともに、出演者や観客に求める感染対策の周知・徹底、また観客エリアと飲食エリアを分けるなど、様々な感染防止のための準備を進めてまいりました。

    加えて、本市としましても、まつりが安心、安全に開催されますよう6月補正予算で、新型コロナ感染拡大防止に必要な経費を措置し、開催の支援を行ってきたところでございます。

    新型コロナの感染については、7月に入って、福岡県や本市においても感染者数が再び急増してまいりました。

    この状況を受け、県はコロナ警報、特別警報を発動し、県民に基本的感染対策の徹底を求める一方、感染力は強いが重症化しにくい、オミクロン株の特性などから、現段階では行動制限等は行わず、社会経済活動との両立を図るとされ、本市も同様の方針としたところです。

    こうしたことを踏まえ、「大蛇山」まつりについては、一層の感染対策を行い、開催することとし、出演者への事前検査の徹底、観客へのマスク着用の呼びかけ、まつりのライブ配信などできうる限りの感染対策を講じたところです。

    当日は、ほとんどの観客がマスクを着用されるとともに、決められたエリアで飲食をしていただき、感染対策を行いながらまちに元気を与えるまつりを開催できたものと考えております。



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