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紙おむつ専用指定ごみ袋の設定について

最終更新日:
  

寄せられた市民のこえ

 

ご意見・ご提案

0歳児を育てています。
大木町では紙おむつ回収専用の指定ゴミ袋を導入し、町内に専用の回収ボックスを設置しました。回収された使用済み紙おむつは大牟田市内の再生工場で再生パルプを作り、建材にリサイクルしています。これによって燃やすごみの減量につながったと聞いております。
質問ですが、紙おむつを再生利用できる施設が大牟田市にあるにもかかわらず、どうして大牟田市は紙おむつの回収をせずに焼却処理しているのでょうか?大牟田市がSDGsを積極的に推し進めるのであれば、紙おむつ回収専用の指定ごみ袋の設置は明らかに思えますが、いまだに導入されていない理由があれば知りたいと思います。
また、子育て世代を支援するためにも、出生届を出すときに「燃えるゴミ袋」をプレゼントするより、紙おむつを非常に低価格で回収してリサイクルする方針を立てて他の自治体やメディア等にアピールすることで、子育て世代を呼び込むきっかけになって、喫急の少子高齢化、市の人口流出、SDGsとの方向性の一致など色々と利点があるように感じます。大牟田市として今後紙おむつ回収のための指定ごみ袋の設定をする予定があるのか、あればいつ頃の予定なのか、またなければどうしてそうなのか、お聞きしたく思います。
 
(令和4年8月受付)
 
 

お答えします

市町村は、分別品目を決めるに当たり、処理施設、分別品目の処理ルートの状況、リサイクルに係る費用、ごみ減量のために効果的な品目、リサイクルすることによる市民負担などを総合的に判断し、分別の種類や区分、収集形態を決定しているため、市町村でごみ出しルールが様々になっています。
このような考え方を踏まえ、本市では、令和3年10月から、これまでのリサイクル品目に加え、プラスチック製容器包装のリサイクルを市内全校区で実施したことで、5種17分別により分別収集を実施しているところです。
このような中、本市における紙おむつの処理につきましては、病院や福祉施設等が排出する紙おむつ(産業廃棄物)の多くは、本市にある民間のリサイクル施設で処理され、「汚泥」、「パルプ」、「プラスチック類」などに分けられ、「汚泥」は、土壌改良剤として再利用され、「パルプ」は、再生パルプとして再商品化され、「プラスチック類」は、固形燃料化(RPF)され、燃料としてサーマルリサイクルされています。また、家庭から排出される乳幼児や高齢者等の紙おむつについては、燃えるごみとして収集し、RDFセンターで固形燃料化(RDF)とし、大牟田リサイクル発電所の燃料としてサーマルリサイクルしています。
本市では、紙おむつをリサイクルした場合の回収ボックスの購入や収集運搬に係る経費などの新たな費用負担、市民の分別や集積所への排出に伴う負担などを考慮し、現状として、リサイクルの対象とはしていません。
本市としましては、まずは、令和元年度にSDGsの要素を反映しつつ策定しました「ごみ処理基本計画」に基づき、平成30年度比で燃えるごみの量を令和11年度までに20%削減する目標の達成に向け、計画に掲げた取組みを着実に進めてまいりたいと考えております。
最後になりますが、ごみの減量やリサイクル(資源化)の推進については、市民の皆さんのご理解とご協力が欠かせません。今後とも、ごみ減量やリサイクルへのご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。
 
 (令和4年8月 環境業務 課回答 TEL:0944-41-2723)
 
 
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